以下の設定を変更することができます。
- 風向風速データメッセージに含まれるパラメータ
- 更新間隔
- 平均化時間
- 風速最大/最小計算モード
- 速度の単位
- 風向オフセット
- NMEA 風向風速書式指定パラメータ
以下のコマンドを使用して設定を変更します。
ASCII および NMEA 0183 でのコマンド書式:
aWU,R=x,I=x,A=x,G=x,U=x,D=x,N=x,F=x<cr><lf>
SDI-12 でのコマンド書式:
aXWU, R=x,I=x,A=x,G=x,U=x,D=x,N=x,F=x!
R, I, A, G, U, D, N, F | 風向風速計設定フィールド。 |
x | 設定値 |
<cr><lf> | ASCII および NMEA 0183 でのコマンド終端文字列 |
! | SDI-12 でのコマンド終端文字列 |
平均化時間([A])が更新間隔([I])より長い場合、平均化時間は更新間隔の倍数で、最大 12 倍になります。例:I = 5 秒の場合、Amax = 60 秒となります。 |
例(ASCII および NMEA 0183、デバイスアドレス 0):
風向風速データおよび複合データメッセージの両方について、60 秒ごとに 20 秒間の風向風速平均化時間を設定します。風速の単位をノットに、風向オフセットを +10° に変更します。
計測間隔を 60 秒間に変更:
0WU,I=60<cr><lf>
0WU,I=60<cr><lf>
コマンドの長さが 32 文字を超えない限り、同じコマンドで複数のパラメータを変更することができます。 |
平均化時間を 20 秒間に、風速の単位をノットに、また風向オフセットを +10° に変更:
0WU,A=20,U=N,D=10<cr><lf>
0WU,A=20,U=N,D=10<cr><lf>
風向風速パラメータの選択を変更:
0WU,R=0100100001001000<cr><lf>
0WU,R=01001000&00100100<cr><lf>
コマンドで'&'を使用することはできません。 |
上記の変更後の風向風速メッセージ応答:
0R1<cr><lf>
0R1,Dm=268D,Sm=1.8N<cr><lf>
例(SDI-12、デバイスアドレス 0):
計測間隔を 10 秒間に変更:
0XWU,I=10!0<cr><lf>
SDI-12 モードでは、別のクエリーコマンド(0XWU!)を使用し、データを確認する必要があります。