以下のコマンドを使用すると、通信設定を変更することができます。
ASCII および NMEA 0183 でのコマンド書式:
aXU,A=x,M=x,C=x,I=x,B=x,D=x,P=x,S=x,L=x,H=x,O=x<cr><lf>
SDI-12 でのコマンド書式:
aXXU,A=x,M=x,C=x,I=x,B=x,D=x,P=x,S=x,L=x,H=x,O=x!
A, M, C, I, B, D, P, S, L, H, O | 通信設定フィールド。 |
x | 設定の入力値 |
<cr><lf> | ASCII および NMEA 0183 でのコマンド終端文字列 |
! | SDI-12 でのコマンド終端文字列 |
シリアルインターフェースおよび通信プロトコルを変更する場合は、以下の点に注意してください。 各シリアルインターフェースには、特定の配線やジャンパー設定が必要になります。 最初にシリアルインターフェースフィールド C を変更し、その後に通信プロトコルフィールド M を変更してください。 シリアルインターフェースを SDI-12(C = 1)に変更すると、自動的にボー設定が 1,200、7、E、1 に変更され、通信プロトコルが SDI-12(M = S)に変更されます。 |
サービスケーブルを取り外すか、リセットコマンド(aXZ)を使用して変換器をリセットし、通信パラメータの変更を有効にします。 |
例(ASCII および NMEA 0183、デバイスアドレス 0):
デバイスアドレスを 0 から 1 に変更:
0XU,A=1<cr><lf>
1XU,A=1<cr><lf>
変更した設定を確認:
1XU<cr><lf>
1XU,A=1,M=P,T=1,C=2,I=0,B=19200,D=8,P=N,S=1,L=25, N=WXT530V=1.0,H=0,O=1<cr><lf>
例(ASCII、デバイスアドレス 0):
通信プロトコルが ASCII(ポーリング)でボー設定が 19,200、8、N、1 である RS-232 シリアルインターフェースを通信プロトコルが ASCII(自動)でボー設定が 9,600、8、N、1 である RS-485 シリアルインターフェースに変更します。
設定を確認:
0XU<cr><lf>
0XU,A=0,M=P,C=2,I=0,B=19200,D=8,P=N,S=1,L=25,N=WXT530, V=1.0,H=0,O=1<cr><lf>
コマンドの長さが 32 文字(コマンドの終端文字列 ! または <cr><lf> を含む)を超えない限り、同じコマンドで複数のパラメータを変更できます。変更しない設定フィールドを入力する必要はありません。 |
1 つのコマンドで複数の設定を変更:
0XU,M=A,C=3,B=9600<cr><lf>
0XU,M=A,C=3,B=9600<cr><lf>
変更した設定を確認:
0XU<cr><lf>
0XU,A=0,M=A,T=1,C=3,I=0,B=9600,D=8,P=N,S=1,L=25, N=WXT530,V=1.0,H=0,O=1<cr><lf>