通信設定の変更(aXU) - WXT530

WXT530 シリーズ ユーザーガイド

Document code
M211840JA
Revision
F
Language
日本語
Product
WXT530
Document type
取扱説明書

以下のコマンドを使用すると、通信設定を変更することができます。

ASCII および NMEA 0183 でのコマンド書式:

aXU,A=x,M=x,C=x,I=x,B=x,D=x,P=x,S=x,L=x,H=x,O=x<cr><lf>

SDI-12 でのコマンド書式:

aXXU,A=x,M=x,C=x,I=x,B=x,D=x,P=x,S=x,L=x,H=x,O=x!
A, M, C, I, B, D, P, S, L, H, O 通信設定フィールド。
x 設定の入力値
<cr><lf> ASCII および NMEA 0183 でのコマンド終端文字列
! SDI-12 でのコマンド終端文字列

シリアルインターフェースおよび通信プロトコルを変更する場合は、以下の点に注意してください。

各シリアルインターフェースには、特定の配線やジャンパー設定が必要になります。

最初にシリアルインターフェースフィールド C を変更し、その後に通信プロトコルフィールド M を変更してください。

シリアルインターフェースを SDI-12(C = 1)に変更すると、自動的にボー設定が 1,200、7、E、1 に変更され、通信プロトコルが SDI-12(M = S)に変更されます。

サービスケーブルを取り外すか、リセットコマンド(aXZ)を使用して変換器をリセットし、通信パラメータの変更を有効にします。

例(ASCII および NMEA 0183、デバイスアドレス 0):

デバイスアドレスを 0 から 1 に変更:

0XU,A=1<cr><lf>

1XU,A=1<cr><lf>

変更した設定を確認:

1XU<cr><lf>

1XU,A=1,M=P,T=1,C=2,I=0,B=19200,D=8,P=N,S=1,L=25, N=WXT530V=1.0,H=0,O=1<cr><lf>

例(ASCII、デバイスアドレス 0):

通信プロトコルが ASCII(ポーリング)でボー設定が 19,200、8、N、1 である RS-232 シリアルインターフェースを通信プロトコルが ASCII(自動)でボー設定が 9,600、8、N、1 である RS-485 シリアルインターフェースに変更します。

設定を確認:

0XU<cr><lf>

0XU,A=0,M=P,C=2,I=0,B=19200,D=8,P=N,S=1,L=25,N=WXT530, V=1.0,H=0,O=1<cr><lf>
コマンドの長さが 32 文字(コマンドの終端文字列 ! または <cr><lf> を含む)を超えない限り、同じコマンドで複数のパラメータを変更できます。変更しない設定フィールドを入力する必要はありません。

1 つのコマンドで複数の設定を変更:

0XU,M=A,C=3,B=9600<cr><lf>

0XU,M=A,C=3,B=9600<cr><lf>

変更した設定を確認:

0XU<cr><lf>

0XU,A=0,M=A,T=1,C=3,I=0,B=9600,D=8,P=N,S=1,L=25, N=WXT530,V=1.0,H=0,O=1<cr><lf>