SDI-12 通信プロトコル - WXT530

WXT530 シリーズ ユーザーガイド

Document code
M211840JA
Revision
F
Language
日本語 (日本)
Product
WXT530
Document type
取扱説明書

SDI-12 データレコーダーとセンサは、データライン上で ASCII 文字をやり取りすることで通信を行います。データレコーダーは、ブレーク信号を送信して、データライン上にあるセンサをウェイクアップさせます。ブレーク信号とは、データライン上の 12 ミリ秒間以上連続するスペース信号のことです。次に、データレコーダーは、コマンドを送信します。それに対して、センサは適切な応答を返します。各コマンドは、特定のセンサに対して送信されます。各コマンドの最初の文字は、固有のセンサアドレスです。これにより、レコーダーは通信を行うセンサを指定します。SDI-12 バス上のその他のセンサは、コマンドを無視し、低電力スタンバイモードに戻ります。データレコーダーは、計測手順を開始するようにセンサに命令すると、そのセンサからデータを収集するまで、他のセンサと通信を行いません。

通常、レコーダー/センサ計測シーケンスは、以下の順序で実行されます。

  • データレコーダーがブレーク信号を使用して SDI-12 バス上のすべてのセンサをウェイクアップさせます。
  • レコーダーがアドレスを指定した特定のセンサにコマンドを送信し、計測を行うように命令します。
  • アドレスを指定されたセンサが 15.0 ミリ秒以内に応答し、計測データの準備にかかる最大時間と返されるデータの数を返します。
  • 計測値がすぐに利用できる場合、レコーダーはセンサにコマンドを送信し、計測値を返すように命令します。計測値が準備できていない場合、データレコーダーは、センサからデータの準備ができたことを示す要求が送信されるのを待ちます。次に、レコーダーは、コマンドを送信して、データを取得します。
  • センサが応答し、1 つまたは複数の計測値を返します。