WXT530 とケーブルはヒューズまたは回路ブレーカーを使用して、電源側から保護する必要があります。ヒューズまたは回路ブレーカーは、ケーブルに短絡があっても過熱状態にならないようケーブルを保護します。 ヒューズまたは回路ブレーカーの最大サイズは 2A です。動作を保証するには 1.6A でも十分です。過電流の制限または保護を電源に組み込むこともできます。この制限は、0.25mm2 の導体を使用するヴァイサラケーブルに適用されます。ヒーター付き WXT530 シリーズ計測機器の導体の最小断面積は 0.25mm2 です。 |
最小消費量のグラフは、SDI-12 スタンバイモードの場合の値です。
入力電源は、60mA(12V)または 100mA(6V)の瞬間電流スパイクを 30 ミリ秒間連続して供給できなければなりません。これらの電流スパイクは、4Hz のサンプリングレート(風向風速サンプリングの初期設定値)で風向風速計によって消費されます(センサが有効になっている場合)。風向風速サンプリングレートを 2Hz および 1Hz にすることもできます。
システムで最も電力を消費する動作は風向風速の計測であるため、平均消費電流はサンプリングレートにほぼ比例して小さくなります。
通常、平均消費量は 10mA 未満です。電圧が高くなるほど、電流は小さくなります。
ヒーター電圧 Vh+(次の 2 つの選択肢のいずれか):
- 12~24VDC(-10%~+30%)
- 12~17VACrms(-10%~+30%)
通常の DC 電圧の範囲は、次のとおりです。
- 12VDC ±20%(最大 1.1A)
- 24VDC ±20%(最大 0.6A)
公称ヒーター電圧値は 15.7V です。変換器は、瞬間電流が小さくなるように自動的にヒーター素子の組み合わせを変更します。次のグラフに示されているように、電圧が 16V を上回ると、入力抵抗(Rin)は急激に大きくなります。平均(5 秒間)電力は、入力電圧に依存しません。
AC の推奨範囲は、次のとおりです。
- 12~17VACrms(-10%~+30%)、最大 1.1A(AC の場合)
電源は、上記の値を満たしている必要があります。
警告 配線が通電していないことを確認した上で接続してください。 |
注意 どのような条件でも最大定格を超えないようにするために、無負荷の状態で電源出力の電圧を点検してください。 |