CRC 付きのポーリング - WXT530

WXT530 シリーズ ユーザーガイド

Document code
M211840JA
Revision
F
Language
日本語
Product
WXT530
Document type
取扱説明書

これまでの項と同じデータクエリーコマンドを使用しますが、コマンドの最初の文字を小文字で入力し、正しい 3 文字の CRC をコマンド終端文字列の直前に追加します。応答にも CRC が含まれるようになります。

CRC 付きの風向風速データメッセージを要求するコマンド書式

ar1xxx<cr><lf>
a デバイスアドレス
r1 風向風速メッセージのクエリーコマンド
xxx ar1 コマンドの 3 文字の CRC
<cr><lf> コマンド終端文字列
応答例(パラメータセットは構成可能):
0r1,Dn=236D,Dm=283D,Dx=031D,Sn=0.0M,Sm=1.0M,Sx=2.2MLFj<cr><lf>

ここで、<cr><lf> の直前にある 3 文字は、応答の CRC です。

各コマンドの正しい CRC を要求するには、任意の 3 文字の CRC を追加してコマンドを入力します。

風向風速データメッセージのクエリー ar1 に CRC を要求する場合の例:

コマンド書式:

ar1yyy<cr><lf>
a デバイスアドレス
r1 風向風速メッセージのクエリーコマンド
yyy 任意の 3 文字の CRC
<cr><lf> コマンド終端文字列

応答:

atX,Use chksum GoeIU~<cr><lf>
a デバイスアドレス(初期設定 = 0)
tX,Use chksum テキストプロンプト
Goe ar1 コマンドの正しい 3 文字の CRC
IU~ 応答メッセージの 3 文字の CRC
<cr><lf> 応答の終端文字列

その他の CRC 付きのデータクエリーコマンドの例(デバイスアドレスが 0 の場合):

パラメータ 説明
気圧、湿度、および温度メッセージのクエリー 0r2Gje<cr><lf>
降水のクエリー 0r3Kid<cr><lf>
スーパーバイザーのクエリー 0r5Kcd<cr><lf>
結合メッセージのクエリー 0rBVT<cr><lf>
複合データメッセージのクエリー 0r0Kld<cr><lf>

いずれの場合も、応答の <cr><lf> の直前に 3 文字の CRC が含まれています。