これまでの項と同じデータクエリーコマンドを使用しますが、コマンドの最初の文字を小文字で入力し、正しい 3 文字の CRC をコマンド終端文字列の直前に追加します。応答にも CRC が含まれるようになります。
CRC 付きの風向風速データメッセージを要求するコマンド書式
ar1xxx<cr><lf>
a | デバイスアドレス |
r1 | 風向風速メッセージのクエリーコマンド |
xxx | ar1 コマンドの 3 文字の CRC |
<cr><lf> | コマンド終端文字列 |
応答例(パラメータセットは構成可能):
0r1,Dn=236D,Dm=283D,Dx=031D,Sn=0.0M,Sm=1.0M,Sx=2.2MLFj<cr><lf>
ここで、<cr><lf> の直前にある 3 文字は、応答の CRC です。
各コマンドの正しい CRC を要求するには、任意の 3 文字の CRC を追加してコマンドを入力します。 |
風向風速データメッセージのクエリー ar1 に CRC を要求する場合の例:
コマンド書式:
ar1yyy<cr><lf>
a | デバイスアドレス |
r1 | 風向風速メッセージのクエリーコマンド |
yyy | 任意の 3 文字の CRC |
<cr><lf> | コマンド終端文字列 |
応答:
atX,Use chksum GoeIU~<cr><lf>
a | デバイスアドレス(初期設定 = 0) |
tX,Use chksum | テキストプロンプト |
Goe | ar1 コマンドの正しい 3 文字の CRC |
IU~ | 応答メッセージの 3 文字の CRC |
<cr><lf> | 応答の終端文字列 |
その他の CRC 付きのデータクエリーコマンドの例(デバイスアドレスが 0 の場合):
パラメータ | 説明 |
---|---|
気圧、湿度、および温度メッセージのクエリー | 0r2Gje<cr><lf> |
降水のクエリー | 0r3Kid<cr><lf> |
スーパーバイザーのクエリー | 0r5Kcd<cr><lf> |
結合メッセージのクエリー | 0rBVT<cr><lf> |
複合データメッセージのクエリー | 0r0Kld<cr><lf> |
いずれの場合も、応答の <cr><lf> の直前に 3 文字の CRC が含まれています。