このコマンドは、複数のデバイスが同じバスに接続されており、複数のデバイスから同時に計測を行う必要がある場合や、1 つのデバイスから 9 個を超える計測パラメータを要求する場合などに使用します。
計測データは、自動的に送信されません。データ送信コマンド(aD)を使用して、送信を要求する必要があります。
コマンド書式:
aCx!
a | デバイスアドレス |
C | 同時計測開始コマンド |
x | 目的の計測 |
1 = 風向風速 | |
2 = 温度、湿度、気圧 | |
3 = 降水 | |
4 = アナログ入力 | |
5 = スーバーバイザー | |
x を省略すると、結合データメッセージが参照されます。結合データメッセージでは、単一のコマンドで複数のセンサからデータを要求することができます。以下の例を参照してください。 | |
! | コマンド終端文字列 |
応答:
atttnn<cr><lf>
a | デバイスアドレス |
ttt | 計測が完了するまでの時間(秒) |
nn | 利用可能な計測パラメータの数(最大 20 個) |
<cr><lf> | 応答の終端文字列 |
メッセージパラメータ、単位、およびその他の設定の変更方法については、センサの設定とデータメッセージの書式を参照してください。 |