次の図は、アナログ入力コネクタのピンを示しています。
信号名 | M12 ピン | 説明 | 使用例 |
---|---|---|---|
PTI+ | 1 | PT1000 計測電流 | PT1000 温度センサへの電流供給 |
PT+ | 2 | PT1000 入力 + | PT1000 温度センサ。感知 + |
PT- | 3 | PT1000 入力 - | PT1000 温度センサの感知 - |
AGND | 4 | アナログ GND | レベル、転倒枡、および PT1000 の共通接地 |
TIP IN | 5 | パルスカウント入力(抵抗器でプルアップ) | 転倒枡式降水量センサ |
SR+ | 6 | 0~25mV 差動入力、+ | 日射計 |
SR- | 7 | 0~25mV 差動入力、- | 日射計 |
WS IN | 8 | 0~2.5/0~5/0~10V 入力 | レベルセンサ |
次の図は、ヴァイサラ構成ツールのアナログ入力設定画面を示しています。
設定 | 初期設定値 | 定義 |
---|---|---|
更新間隔 | 1 分 | アナログ入力計測間隔を定義します。間隔を短くし、平均化時間を長くすると、消費電力が増大します。 |
日射量センサおよび超音波レベルセンサの平均化時間 | 3 秒 | 日射量センサおよび超音波レベルセンサの電圧計測の平均化時間を定義します。 |
日射量ゲイン | 100000 | センサに同梱された日射量センサ校正ドキュメントのデータ。たとえば、感度が 19.71µV/W/m2 である場合、ゲインは 1 / 0.00001971V/W/m2 = 50,736 となります。 |
超音波レベルセンサの範囲 | 0~5V | 電圧計測範囲を選択します。指定可能な範囲:0~2.5V、0~5V、0~10V |
超音波レベルセンサのゲイン | 1 | 補助レベルの電圧計測のゲイン係数を定義します。ゲインを使用して、電圧値を距離/高さに直接変換することができます。 |
補助温度平均化時間 | 1 | PT1000 温度センサの計測平均化時間(秒)を定義します。センサの自己発熱効果を最小限に抑えるには、この時間を短くします。 |
補助降水カウンターリセット | M = リセットなし | 降水カウンターをリセットする方法を定義します。M は、手動でカウンターをリセットする必要があることを意味しています。 |
補助降水量ゲイン | 0.2mm | 降水量センサの転倒枡サイズから指定されます。パルス/ユーザー降水量単位(mm など)を示しています。補助センサで 1mm の降水量あたり 5 パルスが発生する場合、ゲインを 0.2 に設定すると、変換器で降水量値が mm 単位で報告されるようになります。 |
補助降水カウンター限度値 | L(= 限度値に基づく)が選択されている場合にのみ使用します。この値に到達すると、降水カウンターがリセットされます。ゲイン G と同じ単位が使用されます。 |
- すべての計測メッセージ:有効
- 更新間隔:60 秒
- 日射量センサおよび超音波レベルセンサの平均化時間:3 秒
- 日射量ゲイン:100,000
- 超音波レベルセンサの範囲:5V
- 超音波レベルセンサのゲイン:1
- 補助温度平均化時間:1 秒
- 補助降水カウンターリセット:手動
- 補助降水量ゲイン:0.2(転倒 1 回あたり 0.2mm の場合)
WXT530 シリーズの設定:
0IU,R=11111000&11111000,I=60,A=3.0
0IB,G=100000.0
0IS,M=1,G=1.0
0IP,A=1.0
0IA,M=M,G=0.2