このコマンドを使用すると、デバイスから計測データを要求することができます。
| 計測開始コマンドによって、利用可能なパラメータの数が指定されます。単一のメッセージに含めることができるパラメータの数は、データフィールドの文字数によって異なります。1 つの応答メッセージですべてのパラメータを取得できなかった場合は、すべてのデータが得られるまで、データ送信コマンドを繰り返します。 |
コマンド書式:
aDx!
a |
デバイスアドレス |
D |
データ送信コマンド |
x |
連続するデータ送信コマンドの順序。最初のデータ送信コマンドを送信するときに x=0 になっていることを確認してください。すべてのパラメータが取得されなかった場合は、x=1 にして次のデータ送信コマンドを送信します。以降、同様の手順を繰り返します。x の最大値は 9 です。 |
! |
コマンド終端文字列 |
応答:
a+<data fields><cr><lf>
a |
デバイスアドレス |
<data fields> |
'+'記号(パラメータ値がマイナスの場合は'-'記号)で区切られた、選択した単位で表された計測パラメータ |
<cr><lf> |
応答の終端文字列 |
|
aD0 コマンドを使用すると、aM、aMC、aC、または aCC コマンドで開始された実行中の計測を中断することもできます。 |
| SDI-12 v1.3 連続計測モード(aXU,M=R)にすると、センサは設定した更新間隔で計測を行います。aM、aMC、aC, または aCC コマンドに続いて aD コマンドを送信すると、常に最後に更新されたデータが返されます。このため、aXU,M=R モードで aD コマンドを連続して送信した場合、コマンドとコマンドの間で値が更新されていると、異なるデータ文字列が返されることがあります。 |