降水量計測の原理 - WXT530

WXT530 シリーズ ユーザーガイド

Document code
M211840JA
Revision
F
Language
日本語 (日本)
Product
WXT530
Document type
取扱説明書
WXT536 WXT535 WXT534 WXT533 WXT532 WXT531

変換器は、ヴァイサラ RAINCAP センサ 2 技術を使用して降水量を計測します。

降水量センサは、鋼製のカバーとカバー裏面に取り付けられた圧電式センサで構成されています。

降水量センサは、一粒一粒の雨滴の衝撃を検出します。衝撃により発生する信号は、雨滴の体積に比例します。一粒一粒の雨滴の信号を累積降水量に直接変換することができます。高度なノイズフィルタリング技術によって雨滴以外で発生した信号は除去されます。

計測パラメータは、次のとおりです。

  • 累積降水量
  • 現在/ピーク降雨強度
  • 降雨時間

一粒一粒の雨滴を検出できるため、降水量および降雨強度を高分解能で計算することができます。

現在の降水強度は、降水メッセージの要求および自動送信直前の 1 分間の強度を表しています。降水強度は、10 秒ごとに内部で更新されます(降水に迅速に応答するために、降水が開始してから最初の 1 分間は、1 分間の決められた時間ではなく、降水が 10 秒間続くごとに強度が計算されます)。ピーク降水強度は、前回降水強度がリセットされてからこれまでに計算された降水強度の最大値を表しています。

このセンサは、雨と雹を区別することもできます。雹の計測パラメータは、雹の累積粒数、現在/ピーク降雹強度、および降雹時間です。

降水量センサは、次の 4 つのモードで動作させることができます。

表 1. 降水量センサモード
モード 説明
降水開始/終了モード 最初の雨滴が認識されてから 10 秒後に降水メッセージが自動的に送信されます。メッセージは連続的に送信され、降水が終了すると停止します。
転倒枡モード このモードは、転倒枡式降水量センサを模したものです。カウンターが 1 単位(0.1mm)増加するたびに、降水メッセージが自動的に送信されます。
時間モード ユーザーによって定義された更新間隔で降水メッセージが自動的に送信されます。
ポーリングモード ユーザーの要求に応じて、降水メッセージが送信されます。