変換器のラジエーションシールドは、光を反射します。変換器を日射計の近くに設置すると、日射計の計測値が不正確になることがあります。日射計と同じ高さに変換器を設置し、機器間の距離が約 80cm になるようにします。 |
日射量センサの接続 | 日射計 | ||
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ピン | ピン機能 | 機能 | |
1 | - | - | |
2 | - | - | |
3 | - | - | |
4 | - | - | |
5 | - | - | |
6 | SR+ 日射量センサ入力 + 0 ... 25mV |
正 | |
7 | SR- 日射量センサ入力 - |
負 | |
8 | - | - |
センサの配線と WXT536 への接続が完了したら、ヴァイサラ構成ツールを使用してアナログ入力を構成できます。
構成ウィンドウを開くには、[
]を選択します。地球の大気の最上部における平均日射量は、およそ 1,361W/m2 です。太陽光線は大気を通過するうちに減衰し、海面での標準表面放射照度は、晴れの日の場合で最大約 1,000W/m2 となります。
日射量センサの計測範囲(典型値)は、約 0~2,000W/m2 ですが、感度値はセンサごとに異なります。日射量センサの感度値が 5µV/W/m2 の場合の日射量ゲインは、次のとおりです。
Solar radiation gain = 1 µV / 5µv/W/m2 = 200 000 W/m2
[日射量ゲイン]で、「200 000」と入力して[OK]を選択します。
上記の例では、WXT536 の最大日射量計測出力は 25mV/5µv/W/m2 = 5,000W/m2に制限されますが、通常の屋外使用時には十分です。