ネジ端子による配線 - WXT530

WXT530 シリーズ ユーザーガイド

Document code
M211840JA
Revision
F
Language
日本語
Product
WXT530
Document type
取扱説明書
  1. 変換器の底面にある 3 本の長いネジを緩めます。
  2. 変換器の下部を取り外します。
  3. 変換器の底面のケーブルグランドから電源線と信号線を差し込みます。
    ケーブルグランドは、オプションのブッシングおよび接地キット(222109)に含まれています。
  4. 表 1に示すようにワイヤを接続します。
  5. 下部を元に戻し、3 本のネジを締め付けます。
    上部とフラットケーブル用経路の間でフラットケーブルが押しつぶされたりはさまったりしていないこと、またフラットケーブルが適切に接続されていることを確認してください。ラジエーションシールドが傾かないようにするため、ネジは一度に全部締め付けないでください。締め付けすぎないようにしてください。
図 1. ネジ端子ブロック
表 1. シリアルインターフェースおよび電源のネジ端子ピン配列
ネジ端子ピン RS-232 SDI-12 RS-485 RS-422 mA 出力
1 VIN+ Vin+(動作) Vin+(動作) Vin+(動作) Vin+(動作) Vin+(動作)
2 VIN- Vin-(動作 GND) Vin-(動作 GND) Vin-(動作 GND) Vin-(動作 GND) Vin-(動作 GND)
3 RX- データ - データ入力(RX-)
4 RX+ データ + データ入力(RX+)
5 TX- データ出力(TxD) データ入出力(Tx) データ - データ出力(TX-) Iout1(風速)
6 TX+ データ + データ出力(TX+) GND
7 RXD データ入力(RxD) データ入出力(Rx) Iout2(風向)
8 SGND 通信接地(GND) 通信接地(GND) 通信接地(GND) GND
9 HTG+ Vh+(ヒーター) Vh+(ヒーター) Vh+(ヒーター) Vh+(ヒーター) Vh+(ヒーター)
10 HTG- Vh-(ヒーター) Vh-(ヒーター) Vh-(ヒーター) Vh-(ヒーター) Vh-(ヒーター)
シールドケーブルを使用して、外部配線シールドを接地します。
SDI-12 モードの場合は、ピン 5 と 7(内部配線の場合)または M12 ピン 1 と M12 ピン 7(外部配線の場合)をループさせて、データ入出力(Tx)とデータ入出力(Rx)信号を連結する必要があります。

RS-422 以外のシリアル通信オプションの変換器を注文した場合、内部配線のピン 3 と 5 およびピン 4 と 6 がループされています。RS-422 で動作させるには、それらのループを取り外す必要があります。RS-485 通信モードの場合、ピン 3 と 5 およびピン 4 と 6 の間に短絡ループが必要になります。

3 = RX データ -、青でループ

4 = RX データ +、グレーでループ

5 = TX データ -、青色の配線

6 = TX データ +、グレーの配線

初期設定により、RS-422 以外のシリアル通信オプションの変換器には、工場出荷時にループが取り付けられます。

データコネクタや RS-422 以外の通信インターフェースを備えていないユニットの場合、ループワイヤはビニール袋に入った状態で配送されます。