パラメータ |
説明 |
[R] |
パラメータ選択。このフィールドは 16 ビットで構成され、データメッセージに含まれる風向風速パラメータを定義します。ビット値を 0 にするとパラメータが無効になり、ビット値を 1 にするとパラメータが有効になります。 |
ビット 1~8 で、次のコマンドで取得されるデータメッセージのパラメータを指定します。
- ASCII:aR1 およびar1
- NMEA 0183:$--WIQ,XDR*hh
- SDI-12:aM1、aMC1、aC1、および aCC1
- SDI-12 連続:aR1 およびaRC1
表 1. 風向風速パラメータビット 1〜8
ビット |
説明 |
1 番目のビット(最も左側) |
Dn 方向(最小) |
2 番目のビット |
Dm 方向(平均) |
3 番目のビット |
Dx 方向(最大) |
4 番目のビット |
Sn 速度(最小) |
5 番目のビット |
Sm 速度(平均) |
6 番目のビット |
Sx 速度(最大) |
7 番目のビット |
出力モード |
8 番目のビット |
予備 |
& |
区切り文字 |
ビット 9~16 で、次のコマンドで取得されるデータメッセージのパラメータを指定します。
- ASCII:aR0, ar0
- NMEA 0183:aR0, ar0
- SD-12:aM, aMC, aC, and aCC
- SDI-12 連続:aRおよび aRC
表 2. 風向風速パラメータビット 9〜16
ビット |
説明 |
9 番目のビット |
Dn 風向(最小) |
10 番目のビット |
Dm 風向(平均) |
11 番目のビット |
Dx 風向(最大) |
12 番目のビット |
Sn 速度(最小) |
13 番目のビット |
Sm 速度(平均) |
14 番目のビット |
Sx 速度(最大) |
15 番目のビット |
予備 |
16 番目のビット(最も右側) |
0 |
パラメータ |
説明 |
[I] |
更新間隔:1~3,600 秒 |
[A] |
平均化時間:1~3,600 秒
風向風速の平均を計算する際の対象期間を定義します。定義した期間は、最大値および最小値の計算にも使用されます。A<I と A>I の場合の平均化方法の違いについては、201 ページの付録 D「風向風速の計測値の平均化方法」を参照してください。
|
[G] |
風速最大/最小計算モード:1 または 3 秒。G = 1:速度および方向の両方について、従来の最大/最小計算方法が使用されます。G = 3:風速については瞬間風速が計算されますが、方向の計算方法は G = 1 と同じです。出力メッセージでは、風速最大/最小値(Sx、Sn)がそれぞれの瞬間風速に置換されます。 |
[U] |
速度の単位:M = m/s、K = km/h、S = mph、N = ノット |
[D] |
風向オフセット:-180~180°。51 ページの「風向オフセット」を参照してください。 |
[N] |
NMEA 風向風速書式指定パラメータ:T = XDR(トランスデューサー構文)、W = MWV(風速と角度)。風向風速メッセージを XDR または MWV 書式のどちらで送信するか定義します。 |
[F] |
サンプリングレート:1、2、または 4Hz。風向風速を計測する頻度を定義します。サンプリングレートを下げると消費電力が減少しますが、同時に計測値の代表性が低下します。 |
<cr><lf> |
応答の終端文字列 |
| NMEA 0183 の MWV 風向風速メッセージを使用する場合は、[R]フィールドのビット 1~6 のいずれかを 1 にする必要があります。 |
| 代表的な風向風速値を得るために、サンプリングレートに対して十分に長い平均化時間(1 つの平均化時間に少なくとも 4 つのサンプル)を使用してください。 |