aM、aMC、aC、aCC、aD コマンドを使用して 2 段階に分けて要求する代わりに、aR コマンドを使用してすべてのパラメータをすぐに要求できるようにデバイスを構成することができます。
その場合、取得されるパラメータ値は、内部で最後に更新されたデータになります。更新間隔の設定方法については、センサの設定とデータメッセージの書式を参照してください。
WXT530 シリーズのすべてのパラメータ(風向風速、PTU、降水、およびスーパーバイザー)について連続計測コマンドを使用できるようにするには、個々のプロトコル(aXU,M=R)を選択する必要があります。 M=S を選択する場合は、aM、aMC、aC、aCC、および aD コマンドを使用する必要があります。降水データに限り、(aR3 コマンドを使用して)連続して取得することができます。 |
コマンド書式:
aRx!
a | デバイスアドレス |
R | 連続計測開始コマンド: |
x | 計測を行う目的のセンサ: |
1 = 風向風速 | |
2 = 温度、湿度、気圧 | |
3 = 降水 | |
5 = スーバーバイザー | |
x を省略すると、結合データメッセージが参照されます。結合データメッセージは、単一のコマンドで複数のセンサからデータを要求する場合に使用されます。 | |
! | コマンド終端文字列 |
応答:
a+<data fields><cr><lf>
a | デバイスアドレス |
<data fields> | '+'記号(パラメータ値がマイナスの場合は'-'記号)で区切られた、選択した単位で表された計測パラメータ。1 つの要求で計測できるパラメータの最大数は 15 です。 |
<cr><lf> | 応答の終端文字列 |
例(デバイスアドレス 0):
0R1!0+323+331+351+0.0+0.4+3.0<cr><lf>
0R3!0+0.15+20+0.0+0.0+0+0.0+0.0+0.0<cr><lf>
0R!0+178+288+001+15.5+27.4+38.5+23.9+35.0+1002.1+0.00+0+0.0+23.8<cr><lf>