セキュリティ要件 - viewLinc 5.1

Vaisala viewLinc Enterprise Serverバージョン 5.1 ユーザーガイド

Document code
M212315JA
Revision
B
Language
日本語
Product
viewLinc 5.1
Document type
取扱説明書

viewLinc ES では、ログインユーザーに転送するデータを暗号化および保護するために、安全なエンドツーエンド HTTPS 接続が必要になります。安全な接続を確立するために、証明書およびセキュリティキーファイル(エンタープライズサーバーと、場合によってはクライアント PC に保存)が使用されます。viewLinc ES のインストール時に、viewLinc 署名証明書を自動的に生成するか、または既存の証明書ファイル(viewLinc 署名証明書または CA 署名/信頼できる証明書)をアップロードするかを選択できます。

お客様のセキュリティポリシーを参照し、生成された証明書を使用するか、または信頼できる証明書を入手するかを判断してください。

セキュリティ証明書に関するよくあるご質問については、「セキュリティ証明書管理のヒント」を参照してください。

viewLinc 署名証明書の代わりに購入した証明書を使用する場合は、「購入した証明書の要件」の情報を参照してください。
viewLinc 署名証明書 信頼できる証明書
使用するとき ネットワークアクセスが少数の PC に制限されている会社である場合 リモートネットワークアクセスが必要な会社である場合
インストール方法 viewLinc ES のインストール時に自動的に作成されます。 有償で検証してもらうために証明書リクエストが証明書署名機関に送信されます。
有効性 最大 10 年間有効です。 2 年間有効です。
費用 無料 費用はそれぞれ異なります。年間更新手数料がかかる場合があります。
必要なアクション ネットワーク管理者は、証明書を自動的にネットワーク PC に配布できます。ネットワーク PC 以外の PC には、個別に証明書をインストールする必要があります。 信頼できる証明書を viewLinc ES にインストールします。
ユーザーエクスペリエンス 証明書がユーザーの PC にインストールされるまで、ユーザーが viewLinc アドレスを入力すると、警告メッセージが表示されます。 ユーザーは、警告を確認して viewLinc にアクセスする必要があります。 ユーザーがネットワークまたはリモート PC から viewLinc にアクセスしようとしても、警告は表示されません。

信頼できる証明書が必要であるにもかかわらず、まだ証明書がない場合、証明書ファイルを自動的に生成するようインストール時に選択します。生成されたファイルを後で信頼できる証明書と置換することができます。