アラーム通知テンプレートの作成 - viewLinc 5.1

Vaisala viewLinc Enterprise Serverバージョン 5.1 ユーザーガイド

Document code
M212315JA
Revision
B
Language
日本語
Product
viewLinc 5.1
Document type
取扱説明書

アラーム テンプレートの管理

アラーム通知テンプレートは、しきい値、デバイス、またはシステムアラームが発生したときに、誰に通知するかを定義するものです。通知の種類、受信者と配信時間を組み合わせて、メール、SMS、ローカルの視覚通知(コマンド)、またはエスカレーションパスを設定できます。

コマンド通知ではシステムアラームは起動しません。

アラーム通知用に作成された内容が、40 を超える既定の電子メール/SMS/音声テンプレートで提供されています。メッセージの内容は選択したグループに特定の情報を送るためにカスタマイズすることもできます。

  1. [アラーム テンプレート] で [アラーム通知] タブを選択します。
  2. [追加 > アラーム通知テンプレートの追加] を選択します。設定をコピーするには、既存のテンプレートを選択して、[追加 > 選択したアラーム通知テンプレートをコピー] を選択します。
    アクセス許可
    このテンプレートをロケーションに適用するか、または変更することが許可されているグループを選択します。
    説明
    (省略可)アラーム通知テンプレートに関する詳細を提供します。
  3. [通知エスカレーション パス] エリアで [追加] を選択し、アラーム通知形式を選択します。
  4. メール、または SMS 通知を作成するには、[メール通知設定] パネルのフィールドに必要な情報を入力します。
    名前
    通知ごとに一意の名前を入力します。最初の通知かフォローアップの通知かを指定したり、通知の送信先グループを特定したりすることができます。
    通知の遅延
    アラームがトリガーされてからアラーム通知メッセージを送信するまでの遅延時間を時間/分単位で指定します。アラームのアクティブ化の遅延は、しきい値アラームに追加することもできます。
    通知メッセージを送信するまでの時間遅延を設定する場合、しきい値アラームのアクティブ化の遅延とアラーム通知の遅延の組み合わせがアラーム通知要件を満たしていることを確認してください。
    送信先
    通知したいユーザー、あるいはユーザーが含まれるグループを選択します。グループの全ユーザーがアラーム通知メッセージを受信します(内容はアラームの種類によって異なります)。
    繰り返しの通知を送信
    このオプションをオンにすると、アラーム状態が存在する間、または特定数の通知メッセージを送信した後に、設定された間隔で繰り返し通知を送ります。
    アラームが受信確認された場合
    特定アラームが受信確認された後に通知の送信を停止あるいは続行するか、受信確認通知メッセージかアラームオフの通知メッセージ(あるいはその両方)を送信するかを指定します。
  5. 音声通知を作成するには、[音声通知設定] パネルのフィールドに必要な情報を入力します。
    名前
    この通知の一意の名前を入力します。最初の通知かフォローアップの通知かを指定したり、通知の送信先ユーザーを特定したりすることができます。
    通知の遅延
    アラームがトリガーされてからアラーム通知メッセージを送信するまでの遅延時間を時間/分単位で指定します。アラームのアクティブ化の遅延は、しきい値アラームに追加することもできます。
    通知メッセージを送信するまでの時間遅延を設定する場合、しきい値アラームのアクティブ化の遅延とアラーム通知の遅延の組み合わせがアラーム通知要件を満たしていることを確認してください。
    電話順リスト
    コールリストに受信者を追加するには、[電話リストの編集] を選択します。追加したいユーザーが含まれるグループを選択し、電話をする順序でユーザーを選択します(右側の列の [順序] 矢印を使用すると順序をリセットできます)。複数のグループを選択して追加ユーザーを選択できます。リストを保存します。
    リストには viewLinc で携帯電話番号が割り当てられているユーザーのみが表示されます。
    繰り返しの通知を送信
    このオプションをオンにすると、アラーム状態が存在する間、またはコールツリーのすべての通知を送信した後に、設定された間隔(15 分間毎から 24 時間毎まで)で音声コールを繰り返し送信します。コールを受け取るユーザーはそれぞれオプションとして、通知の受信確認をしてコールツリーを停止するか、または音声の受信確認がシステム環境設定で有効になっていない場合は、コールの受信を確定するかアラームがアクティブでなくなっていることを検証するかを設定できます(すべてのオプションで、ユーザーごとに viewLinc が認識できる携帯電話番号と PIN が必要です)。
    アラームが受信確認された場合
    特定アラームが受信確認された後に受信者への音声コールを停止あるいは続行するか、受信確認通知メッセージかアラームオフの通知メッセージ(あるいはその両方)を送信するかを指定します。
  6. コマンド通知を作成するには、[コマンド通知設定] ウィンドウの次のフィールドに情報を入力します。
    名前
    コマンドについて説明する一意の名前を入力します。
    通知の遅延
    アラームがトリガーされてからコマンドを実行するまでの遅延時間を時間/分単位で指定します。アラームのアクティブ化の遅延は、しきい値アラームに追加することもできます。
    コマンドを実行するまでの時間遅延を設定する場合、しきい値アラームのアクティブ化の遅延とコマンド実行の遅延を組み合わせた値がアラーム通知要件を満たすことを確認してください。
    実行するメインコマンド
    アラームがトリガーされたときに実行する最初のコマンドを入力します。繰り返しコマンドエリアに追加のコマンドを設定することもできます。ここで紹介する例は、デジタルリレー I/O デバイスに固有の Python スクリプトです。パラメーターは個々のコマンドまたはスクリプトによって異なります。
    C:\Program Files\Vaisala\viewLinc\python\python” -m viewLinc.scripts.SwitchBbRelay [COM port number]
    繰り返しコマンドを実行
    状態がまだ存在する間、同一または異なるコマンドを繰り返し送信するよう選択します。アラームが受信確認された後、または特定のコマンド数が実行された後で、コマンドの実行を停止するかどうか指定します。
    アラームが受信確認された場合
    繰り返しコマンドを継続するかブロックするか選択します。
    アラームが受信確認された場合/アラームがオフになった場合にコマンドを実行
    アラームが受信確認されたとき、またはアラームがオフになったときに、別のコマンドを実行するよう選択します。
  7. [保存] を選択します。これで、このアラーム通知テンプレートを 1 つ以上のロケーション([サイト マネージャー > 管理])に適用したり、システムアラーム([システム環境設定 > システム アラーム])で使えるように割り当てたりできます。