しきい値アラームテンプレートの作成 - viewLinc 5.1

Vaisala viewLinc Enterprise Serverバージョン 5.1 ユーザーガイド

Document code
M212315JA
Revision
B
Language
日本語
Product
viewLinc 5.1
Document type
取扱説明書

アラーム テンプレートの管理

しきい値設定(高/低状態の限度値)は、再利用可能なテンプレートに格納されており、1 つ以上のロケーションに適用することができますこれらのしきい値設定は、特定のロケーションでアラームをトリガーさせる条件を定義します。

  1. [アラーム テンプレート] ウィンドウで、[しきい値アラーム] タブを選択します。
  2. 追加 > しきい値アラーム テンプレートの追加を選択します。既存のテンプレートから設定をコピーするには、テンプレートを選択してから、[追加] > 選択したしきい値アラーム テンプレートをコピーを選択します。
  3. [しきい値アラーム テンプレートの追加] ウィンドウで、新規テンプレートに一意の名前を追加し、テンプレートの詳細を設定します。
    測定の種類
    選択したロケーションの監視に使用する測定の種類を選択します。
    単位
    この測定の種類を記録する際の単位を選択します。
    アラームオフマージン
    アクティブなアラーム範囲を指定します。アラーム状態がアクティブなアラーム範囲内で変動している場合、アラームはオフになりません。例を挙げると、高しきい値が 10 °C で、アラームオフマージンが 1 °C の場合は、温度が 9 °C を下回るまでアラームはオフになりません。
    アクセス許可
    このテンプレートをロケーションに適用するか、または変更することが許可されているグループを選択します。
    説明
    (任意)しきい値テンプレート設定に関する詳細を入力します。
  4. 1 つ以上のしきい値レベルを有効にします。
    選択
    アクティブ化したいしきい値レベルを選択します。
    レベル
    5 つのしきい値レベルが使用可能ですが、選択したレベルに対する値のみを設定します。
    しきい値
    手動で数値を入力するか、または上下矢印で数値を指定します。
    プライオリティ
    しきい値の応答プライオリティを設定します。プライオリティ値は、[アラーム] ウィンドウの状態の重大性を目で確認する際の目安になります。
    レポート カテゴリ
    この設定は、しきい値レベルによってトリガーされたアラームをレポートで「アラーム」と表示するか、または「警告」と表示するかを定義します。レポート要件に応じて、これらのカテゴリをレポートに含めるか、レポートから除外するかのレポートオプションを設定できます。
    アラーム遅延
    しきい値を超えた後で、直ちにしきい値アラームをトリガーしないようにする場合には遅延を設定します。遅延期間を過ぎても逸脱が継続する場合にアラームをトリガーするには、遅延を設定するとよいでしょう。
  5. 保存を選択します。