デバイスのスワップ - viewLinc 5.1

Vaisala viewLinc Enterprise Serverバージョン 5.1 ユーザーガイド

Document code
M212315JA
Revision
B
Language
日本語
Product
viewLinc 5.1
Document type
取扱説明書

デバイスの管理

デバイス切り替え機能を使用すると、現在ロケーションに適用されているしきい値アラーム設定とデバイスアラーム設定を維持しながら、ロケーションにリンクされているデバイスを交換することができます。デバイスまたはプローブの校正、データロガーファームウェアの更新、ワイヤレスデバイスへの変更など、保守目的で交換が必要になることがあります。

デバイスが交換されたときに、変更がロケーション履歴レポートに記録されます(レポートにはレポート期間に該当するデバイスのシリアル番号が表示されます)。レポート期間中、デバイスが交換された場合、このイベントがレポートサマリーにリストされます。

ロケーションにリンクされているデバイスは、しきい値のモニタリングを中断させたり、デバイスアラームを発生させることなく、交換することができます。

交換できるのは、同じ設定を持つデバイスのみ(例えば、3 つのチャネルを持つデバイスを 2 つのチャネルを持つデバイスと交換することはできませんし、チャネルが同じ種類のデータを記録している必要があります)です。
  1. 交換するデバイスが、次の条件を満たしていることを確認してください。
    • ネットワークに接続されている
    • 交換対象のデバイスと同じホスト上にある
    • サンプルレートが同じである
    • チャネルインデックスと測定の種類が同じである
  2. [サイト マネージャー] で [ホストとデバイス] タブを選択します。
  3. [ホストとデバイス] ツリーで、交換するデバイスを選択します。
  4. 構成 > このデバイスを次のものと切り替えを選択します。
    互換性があり、交換できるデバイスのみが表示されます。
  5. [デバイスのスワップ] ウィンドウで、切り替えるデバイスを選択します。
    現在ポートに接続したデバイスの表示
    DL ロガーを交換する際に新しいデバイスが既に接続されている場合、このオプションを有効にすると、特定のデバイスの場所を表示します。
    リンクの開始時刻
    [今すぐ開始] を選択すると、その時点以降のすべてのチャネルデータがリンクしたロケーションに関連付けられます。
    ロケーションで前回記録したチャネル サンプルから開始
    このオプションでは、直近にリンクされた時間から自動的に開始します。これにより、データの重複と無効なアラームを回避できます。
    データ間のギャップを防ぐため、viewLinc に接続されているデータロガーがオフラインになった場合、viewLinc はオフライン期間中、データ履歴の復元を試みません。
  6. OKを選択します。