本質安全防爆型屈折計の機器 - PR-23 - PR-23-AC - PR-23-AP - PR-23-GC - PR-23-GP - PR-23-M - PR-23-RP - PR-23-SD - PR-23-W

PR-23シリーズ 取扱説明書

Document code
IM-JA-PR23
Revision
H
Language
日本語
Product
PR-23
PR-23-AC
PR-23-AP
PR-23-GC
PR-23-GP
PR-23-M
PR-23-RP
PR-23-SD
PR-23-W
Document type
取扱説明書

本質安全防爆型プロセス屈折計は、次のもので構成されています。

  • 変更された屈折計センサPR‑23‑…‑IA/‑IF/‑CI/‑JI/‑RI
  • シングルセンサ接続を備えた変換器STR
  • 屈折計センサと変換器の間にあるISアイソレータとケーブル
図 1. STR付き屈折計システムPR‑23‑…‑IA/‑IF/‑CI/‑JI/‑RI

機器は、「本質安全取り付け」にあるすべての取り付け手順に従っている場合にのみ本質的に安全となります。計測機器が輸送中に何らかの損傷を受けた場合は、最寄りのヴァイサラサービス店に返送して、設置前に検査を受けてください。損傷した計測機器をプロセスラインに設置することは絶対にしないでください。

本質安全防爆型センサPR‑23‑…‑IA/‑IF/‑CI/‑JI/‑RIは銘板で識別できます。次の図を参照してください。変換器は、シングルセンサ接続用のモデルSTRです。

図 2. 本質安全防爆型センサの銘板

本質安全防爆型センサでは、プロセッサカードとターミネータカードが標準センサとは異なりますが、その他の部品は標準センサと同じです(完全な部品表については、この章の前半を参照してください)。

図 3. 本質安全防爆部品
警告 本質安全防爆型センサの部品を標準のセンサ部品と交換しないでください。
図 4. 警告ステッカー
警告 センサカバーがアルミニウム製の場合、取り付け時に屈折計センサが他の金属部品に当たると発火の原因となります。アルミニウム製のセンサカバーには、その可能性が表記された警告ステッカーを貼らなければなりません。
警告 屈折計モデルPR‑23‑M、PR‑23‑MS、およびPR‑23‑Wでは、PTFE製の部品がセンサヘッドに含まれています。これらの部品では、静電気が発生する危険があります。屈折計モデルPR‑23‑M、PR‑23‑MS、およびPR‑23‑Wは、導電率の高い液体(10,000pS/m超)を計測する場合にのみ、危険な雰囲気が存在する場所でも使用することができます。
警告 PR‑23‑MS屈折計の筐体の塗装面では、静電気が発生する危険があります。危険な雰囲気が存在する場所では、湿らせた布のみを使用して清掃してください。