特定のセンサのプリズム洗浄パラメータを設定するには、まずセンサを選択し、[
]を選択します。このメニューには、次の選択肢が含まれています(括弧内は工場出荷時の設定を示しています)。パラメータ | 値 | |
---|---|---|
1 | 洗浄準備時間 | 0~30秒(0秒) |
2 | 洗浄時間 | 0~30秒(3秒) |
3 | 復旧時間 | 0~30秒(20秒) |
4 | 洗浄間隔 | 0~1,440分(20分) |
5 | 洗浄チェックモード | (無効) |
6 | 洗浄中ホールド | (有効) |
7 | 温度制限のアクティブ化 | |
8 | 温度限界値(°C) | |
9 | 空配管チェック | (有効) |
0 | 詳細... | |
1 | 洗浄nD限界 | |
2 | 洗浄許容時間 | (0分) |
プリズム洗浄サイクル:洗浄サイクルのタイミングは、[洗浄間隔]、[洗浄準備時間]、[洗浄時間]、および[復旧時間]の設定によって制御されています。[洗浄間隔]を0に設定すると、手動洗浄または遠隔洗浄リクエストによってのみ、洗浄を開始することができます。詳細については、図 3および「洗浄サイクル」を参照してください。
[洗浄準備時間]を0に設定すると(または洗浄準備用に構成されたリレーがない場合)、洗浄準備段階がスキップされます。[洗浄時間]を0に設定すると(または洗浄用のリレーがない場合)、洗浄機能は完全に無効になります。
洗浄チェック:プリズム洗浄チェックは、洗浄が実際にプリズムに効果的であるかどうかを自動的に監視します。[洗浄チェック標準]モードでは、[通常動作]時に屈折率nDが洗浄nD限界値(既定値は1.34)を下回るか、[サンプルなし]が発生した場合に、プリズム洗浄は有効とみなされます。これは、水または蒸気による洗浄に成功したことを示しています。
洗浄が有効とみなされない場合は、診断メッセージ[プリズム洗浄警告]が表示されます。洗浄許容時間内に洗浄が有効とみなされない場合は、メッセージが[プリズム洗浄失敗]になります。洗浄に成功すると、メッセージと洗浄許容カウンターの両方がリセットされます。詳細については、「診断メッセージの優先順位」を参照してください。
[洗浄チェック自動洗浄カット]モードでは、標準モードとは異なり、nDが限界値を下回ってから2秒後に洗浄が停止します。
プリズム洗浄中に計測を停止するには、[洗浄中ホールド]を選択し、メニューでホールド機能を有効にします。CONC読み取り値とmA出力は、洗浄サイクルを開始する直前の値に保持されます。
温度限界を有効(または無効)にするには、[温度制限のアクティブ化]を選択し、メニューで適切なコマンドを選択します。
温度下限を設定するには、[温度限界値(°C)]を選択し、限界値の項目に温度(°C)を入力します。
空配管チェックは、メッセージが[サンプルなし]である(配管内に処理液がない)場合に、洗浄が行われないようにします。空配管チェックを無効(または有効)にするには、[空配管チェック]を選択し、適切なメニューコマンドを選択します。
洗浄nD限界値を変更するには、[詳細...]を選択して[洗浄nD限界]を選択し、洗浄チェック機能で使用するnD値を設定します。
洗浄許容時間を設定するには、[詳細...]を選択して[洗浄許容時間]を選択し、洗浄が有効とみなされる必要がある時間を設定します。洗浄許容時間内に洗浄が有効とみなされない場合は、メッセージが[プリズム洗浄失敗]になります。洗浄許容カウンターは、洗浄に成功するとリセットされます。