指数関数的(標準)減衰は、ほとんどのプロセスで機能し、低速および連続プロセスに一般的に使用される信号減衰です。工場出荷時には、常に指数関数的減衰に設定されています。異なる減衰アルゴリズムに切り替えるには、[ダンピングタイプ]コマンドにアクセスします。指数関数的減衰(標準減衰)において、減衰時間とは、濃度計測値が特定のステップ変化の最終値の半分の値に達するまでにかかる時間を指します。たとえば、濃度が50%から60%に変化した場合、減衰時間を10秒にすると、DTRは10秒後に濃度55%を表示します。ほとんどの場合、5~15秒の減衰時間が最適です。工場出荷時の設定は5秒です。減衰時間を設定するには、[ダンピング時間]メニュー項目を使用します。