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検証プロセスを開始するには、[]を選択します。
最初の検証画面には、検証前の手順が示されます。
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準備が終わったら、[続行](右端のソフトキー)を押して、検証プロセスを開始します。
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検証自体は、屈折計システムによって行われます。画面の指示に従って、一度に1つのR.I.液をセンサに塗布し、[検証](右端のソフトキー)を押します。
| 次のR.I.液に進む前に、プリズムとサンプルホルダーを非常に入念に清掃して乾燥させます。エタノールやIPA(イソプロピルアルコール)などの適切な溶媒を使用してください。 |
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標準液によってプリズムが適切に濡れていることを確認するには、[光学イメージ]ソフトキーを押します。
光学イメージに境界線の位置がはっきり現れます(次の図を参照)。
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DTRには、検証データ収集メソッドが実装されています。計測機器は、各検証データポイントを10回計測し、それらの計測値の平均を使用します。各検証液の計測には約10秒かかり、その間、計測の進行状況が表示されます。[検証ステップ2]画面が再度表示されるまで待ってから、次の検定液に進みます。
サンプルホルダーは、サンプルをプリズムの表面に保持し、周囲光がプリズムに到達するのを防ぎます。
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検証画面で[完了]を押して検証手順を終了し、検証結果を呼び出します。
検証に成功した場合(すべての計測値が公称値の±0.0004以内であった場合)、メッセージ[検証OK]が表示されます。
| センサの検証では、屈折率nDの計測のみが関係しています。nDおよびプロセス温度TEMPからの濃度の計算は含まれていません。詳細については、「濃度計測の校正」を参照してください。 |
検証に失敗した場合は、「センサ検証のトラブルシューティング」を参照してください。