屈折率計は、以下の3つの場合に計測結果を一時的に保持するように設定することができます。
- 外部ホールドスイッチを使用した場合(「入力スイッチの設定」を参照)
- プリズム洗浄中(「プリズム洗浄パラメータの設定」を参照)
- (処理液にボイド(適切な状態でない区間など)があるために)プリズム上のサンプルが断続的に失われる場合(事前にプログラムされた時間保持される)
計測結果が保持されている間、表示される濃度値およびmA出力は変化しません。画面に表示される診断値(nDなど)は、常に実際の計測状態を反映しています。
計測値が保持されるのは、CALC値と現場補正値が計算されてから、信号のフィルタリング(減衰)が実行されるまでの間です。「濃度計測の校正」を参照してください。ホールド機能がオンになると、出力フィルタは前の状態を維持し、出力信号は固定されます。出力信号がないとき(プリズム上にサンプルがない場合など)にホールド機能が開始された場合、保持されている間は計測信号がありません。