非常に乾燥した環境における計測精度をできる限り最良のものとするため、DM70 には特許登録されたオートキャル（自動補正機能）を備えています。オートキャルにより DM70 はドライ側指示値を以前に校正したときの値に一致するように保ちます。
DM70 は工場出荷時の初期設定としてオートキャルの自動スタートが設定されています。自動スタートモードでは、露点あるいは温度の変化が著しい（通常は 10°C を超えた）場合、オートキャルが自動的にスタートします。しかし変化がない場合でも、1 時間に 1 回、あるいは前回から 1 時間後に自動的にオートキャルがスタートします。
最良の計測精度を確保するために、取り付け後の計測開始時、および少なくとも 1 時間に 1 回はオートキャルを実施してください。オートキャルは MI70 指示計の Functions（ｷﾉｳ）メニューから手動で開始できます。
オートキャルの詳細については、『DM70 User Guide』（M010091EN）を参照してください。