センサパージは DMP74B および DMP74C プローブが持っている機能です。センサパージではセンサを加熱します。これにより、センサポリマーに付着した化学物質を蒸発させるとともに、プローブを一般環境から低露点の乾燥環境に挿入したときの応答を高速にします。さらにオートキャルが行われるため、高い精度と長期安定性をより確実なものとします。
DM70 は、工場出荷時に自動的にセンサパージが実行されるように設定されています。センサパージは、湿度環境に顕著な、または急激な変化があり、露点が非常に下がった場合に働きます。DM70 の電源が入っている場合、またはロギングモードの場合、センサパージは設定されたインターバル（初期設定 24 時間）で自動的に実施されます。
自動センサパージがオフになっている場合、過去 24 時間以内にパージが実行されていなければ、手動でパージを開始する必要があります。センサパージは MI70 指示計の Functions（ｷﾉｳ）メニューから手動で開始できます。
センサパージの詳細については、『DM70 User Guide』（M010091EN）を参照してください。