一体型継手付き屈折計の設置 - PR53 - PR53M

PR53M 設置ガイド

Document code
M213018JA
Revision
B
Language
日本語
Product
PR53
PR53M
Document type
取扱説明書

設置前に、設置場所を慎重に計画します。「設置場所の選択」を参照してください。

  • 屈折計
  • プラスチックナット
  • チューブ継手
  • 5mm六角レンチ
  • ペンチ
  • 8mmマイナスドライバー
ここでは、屈折計の取り付けについての一般的な指示を示します。要件に従って、プロセスごとの設置の計画を立てます。さらにサポートが必要な場合、ヴァイサラのテクニカルサポートにお問い合わせください。
  1. 設置場所の安全指示事項をよく把握してください。
  2. プロセスラインが減圧され空になっていることを確認します。
  3. 屈折計と接続に必要なスペースを計測します。
  4. 屈折計サポートを使用して、屈折計の重量を支えます。センササポートを回転させる必要がある場合は、5mm六角レンチでボルトを緩めます。
    屈折計サポートは、屈折計の重量で非金属配管が引っ張られるのを防止します。
  5. 8mmマイナスドライバーを使用してライトカバーのボルトを取り外します。ボルトは後で使用できるよう保管しておいてください。
  6. 付属のナットを使用して、屈折計をプロセス配管に取り付けます。屈折計のケーブルグランドが下向きになっていることを確認します。
    1. フレア式の接続を使用する場合は、ナットをパイプの外側に挿入します。パイプの端を加熱し、接続部に押し込みます。ナットを指で締め付けるか、ペンチを使用して締め付けます。
    2. ピラー式の接続を使用する場合は、ナットをパイプの外側に挿入します。ブッシングをパイプに取り付け、パイプを接続部に押し込みます。ナットを指で締め付けるか、ペンチを使用して締め付けます。ピラー式継手については、製造元の取り付け手順に従ってください。
    注意 プラスチックナットは破損する恐れがあるため締めすぎないでください。
    屈折計を取り付ける前にフローセルを取り外す必要がある場合は、エンドプレートの前にチューブ継手を取り付けます。3mm六角レンチを使用して、エンドプレートのボルトを0.5Nmで締め付けます。
  7. ライトカバーを再び取り付けます。8mmマイナスドライバーで締め付けます。
  8. 屈折計がしっかりと固定されており、過剰な振動がないことを確認します。必要に応じて配管を支持します。