デバイスの管理
お使いのシステムがDLデータロガーが含まれている場合は、履歴のクリア機能を使用すると、次のことができます。
- 校正または修理に出す前に、DLデータロガー上の収集データを削除します。
- 校正時にDLデータロガーに収集されたデータ削除します(viewLincでデバイスチャネルをロケーションに再リンクしたときに、一時データを無視するよう選択することもできます)。
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DLデータロガーサンプリングを[メモリフルで上書き]に設定します(viewLincで継続的にデータ収集をする場合に必要なデバイス設定)。
DLデータロガープロパティの編集(サンプリング間隔、サンプルウォームアップ時間、チャネルの有効化/無効化、校正設定)を行うと、データ履歴が自動的にクリアされます。 -
以前のモデルのVaisala DLデータロガー(グレーケース版)でタイムベースの同期をサポートしないものを使用している場合、履歴をクリアするとデータロガークロックがviewLincと自動同期され、すべての時間ドリフトが修正されます。
時間の経過と伴にデータロガーのクロック時間がviewLincのクロック時間とずれてきます。これを時間ドリフトと呼びます。長期のデータ監視では多少の時間ドリフトが想定されますが、同期によって修正されます。タイミングを同期することで、精度の高いデータ収集結果が得られます。 DLデータロガーが既に(校正チーム、またはvLogを使用して)[メモリフルで上書き]に設定されている場合、履歴サンプルをクリアする必要はありません。
- [サイトマネージャー]で[ホストとデバイス]タブを選択します。
- [ホストとデバイス]ツリーで、DLデータロガー(複数の場合は[CTRL]キーを押しながらクリック)を選択します。
- を選択します。
- 警告プロンプトが表示されたら、[クリア]を選択します。
- 完了プロンプトが表示されたら、[OK]を選択します。