DLデータロガーの履歴サンプルのクリア - viewLinc 5.2

ヴァイサラviewLincエンタープライズサーバーバージョン5.2 取扱説明書

Document code
M212933JA
Revision
B
Language
日本語
Product
viewLinc 5.2
Document type
取扱説明書

デバイスの管理

お使いのシステムがDLデータロガーが含まれている場合は、履歴のクリア機能を使用すると、次のことができます。

  • 校正または修理に出す前に、DLデータロガー上の収集データを削除します。
  • 校正時にDLデータロガーに収集されたデータ削除します(viewLincでデバイスチャネルをロケーションに再リンクしたときに、一時データを無視するよう選択することもできます)。
  • DLデータロガーサンプリングを[メモリフルで上書き]に設定します(viewLincで継続的にデータ収集をする場合に必要なデバイス設定)。

    DLデータロガープロパティの編集(サンプリング間隔、サンプルウォームアップ時間、チャネルの有効化/無効化、校正設定)を行うと、データ履歴が自動的にクリアされます。
  • 以前のモデルのVaisala DLデータロガー(グレーケース版)でタイムベースの同期をサポートしないものを使用している場合、履歴をクリアするとデータロガークロックがviewLincと自動同期され、すべての時間ドリフトが修正されます。

    時間の経過と伴にデータロガーのクロック時間がviewLincのクロック時間とずれてきます。これを時間ドリフトと呼びます。長期のデータ監視では多少の時間ドリフトが想定されますが、同期によって修正されます。タイミングを同期することで、精度の高いデータ収集結果が得られます。
    DLデータロガーが既に(校正チーム、またはvLogを使用して)[メモリフルで上書き]に設定されている場合、履歴サンプルをクリアする必要はありません。
  1. [サイトマネージャー]で[ホストとデバイス]タブを選択します。
  2. [ホストとデバイス]ツリーで、DLデータロガー(複数の場合は[CTRL]キーを押しながらクリック)を選択します。
  3. 構成 > 履歴サンプルをクリアを選択します。
  4. 警告プロンプトが表示されたら、[クリア]を選択します。
  5. 完了プロンプトが表示されたら、[OK]を選択します。