viewLinc 5.2サービスアップデート1からは、インストールに自己完結型実行可能ファイルであるBackupManagerが含まれており、管理者権限を持つユーザーはこれを使用してviewLincシステムのデータのバックアップを作成したり、バックアップを復元したりできます。バックアップには、構成、データベース、ログ、イベントのすべてのファイルが含まれます。
このツールは、アーカイブ目的ではなく、災害復旧計画の一部としての利用を目的としています。バックアップには、viewLincの前回の完全バックアップ以降に変更されたファイルのみが含まれます。また、BackupManagerによって作成されたバックアップは、バックアップが作成されたサーバーと同じサーバー上でのみ復元できます。つまり、サーバーのIPとホスト名は同一である必要があります。
BackupManager
{
{
-backup | -restore
}
-backup_root | -d
destination_path
[
-output | -o destination_path
]
|
-h
}
- BackupManager
- コマンドラインからツールを呼び出します。
- -h
- ツールのヘルプを表示します。
- -backup
- viewLincのデータの差分バックアップを開始します。
- -restore
- バックアップされているviewLincのデータの復元を開始します。
- -backup_root | -d
- バックアップイメージを保存または取得するパスを指定します。
- -output | -o
- バックアップまたは復元操作のログファイルを生成すること、およびログファイルの名前を指定します。