既存のサーバーでお使いのviewLincソフトウェアを確実にアップグレードするには、システムがviewLincのシステム要件を満たしていることを確認し、viewLincに追加された新機能や機能に関する変更を確認します。
| viewLincソフトウェアのアップグレードを開始する前に、イベントログのコピーをエクスポートします。アップグレードが完了したら、メッセージ機能の改良点を理解するために、イベントログをもう一度エクスポートしてください。 |
-
セットアップチェックリストを完了し、viewLinc USBドライブに添付されているライセンスキーを書き留めたことを確認してください。
-
インストールされたviewLincの現バージョンが4.3.6以降のものであることを確認します。それより前のバージョンを使用している場合は、まず4.3.6にアップグレードする必要があります。
-
現在のアプリケーションデータ用ディレクトリをバックアップします。
- viewLinc 3.6xの既定のディレクトリ:...\Program files\Veriteq Instruments\viewLinc\
- viewLinc 4.xの既定のディレクトリ:...\Public Documents\Vaisala\Vaisala Veriteq viewLinc\(\debugフォルダおよびlog\watchdog*.*を含むファイルを除く)
- viewLinc 5.xの既定のディレクトリ:...C:\Program Files\Vaisala\Vaisala viewLinc\...(\debugフォルダおよびlog\watchdog*.*を含むファイルを除く)
-
バックアップアプリケーションがオープンデータベースバックアップに対応していない場合、viewLinc WatchdogおよびviewLinc Enterprise Serverサービスを停止します。
-
Windowsサーバーで、[]を選択します(このパスはWindowsのバージョンと設定によって異なる場合があります)。
-
該当サービス(viewLinc Enterprise Server、viewLinc Watchdog)を右クリックして、[停止]を選択します。
-
既存のviewLinc Serverで、(\config サブフォルダーにある)viewLinc.cfg ファイルを開き、(
[logging]
セクションで)レベルエントリをデバッグに設定します(level = debug
)。
| 注意 .cfg ファイルの変更は、資格のあるシステム管理者が行う必要があります。 |
-
既存のviewLinc Serverに、viewLinc USBドライブを挿入し、viewLincInstall.exe が自動的に実行されない場合はこれを実行します。
-
インストール言語を選択します。この言語設定は、ウィザードで使用されます。また、viewLincブラウザー、レポート、および通知の既定の言語として使用されます。既定の言語は、インストールが完了した後に変更することができます。
-
ヴァイサラおよびBerkleyDBのライセンス同意書に同意します。
-
viewLincライセンスキーを入力します。
-
お持ちのセキュリティ証明書とキーファイルを選択します。現在インストールされている証明書とキーファイルを保持するか、新しい証明書とキーファイルをアップロードするか、またはviewLinc署名証明書とキーファイルを自動で生成するかを選択することができます。セキュリティおよび証明書ファイルの詳細については、「セキュリティ証明書管理のヒント」を参照してください。
| ユーザーは証明書で指定されたURLとエイリアスを使用してのみviewLinc Webサーバーに接続できるため、リストが完全であることを確認してください。 |
-
インストール設定を確認し、[インストール]をクリックします。
-
[終了]をクリックします。
-
viewLincがデータベースをアップグレードするのに20分~1時間待ちます。その間、viewLincはご利用できません。イベントログには、アップグレード時間を反映したギャップができます。
-
viewLincデバイスホストがインストール済みであれば、インストールウィザードを実行して、各デバイスホストサーバーにviewLincデバイスホストソフトウェアをインストールします。
-
viewLinc Enterprise Serverで、デスクトップのアイコンをダブルクリックし、サポート対象ブラウザーでviewLincを起動します。起動するのに数分かかることがあります。セキュリティ警告が表示されたら、[OK]をクリックして次に進みます。証明書の詳細については、セキュリティ要件を参照してください。
-
「admin/admin」などの管理者認証情報を入力してログインします。
-
[サイトマネージャー]を開き、ロケーションデータが使用可能であることを確認します。
-
[システム環境設定]の[全般]タブで、[システムログ]を[基本]に設定します。
| イベントログには、アップグレード時間を反映したギャップができます。 |