viewLincのインストール - 既存のサーバーをアップグレードする - viewLinc 5.2

ヴァイサラviewLincエンタープライズサーバーバージョン5.2 取扱説明書

Document code
M212933JA
Revision
B
Language
日本語
Product
viewLinc 5.2
Document type
取扱説明書

既存のサーバーでお使いのviewLincソフトウェアを確実にアップグレードするには、システムがviewLincのシステム要件を満たしていることを確認し、viewLincに追加された新機能や機能に関する変更を確認します。

viewLincソフトウェアのアップグレードを開始する前に、イベントログのコピーをエクスポートします。アップグレードが完了したら、メッセージ機能の改良点を理解するために、イベントログをもう一度エクスポートしてください。
  1. セットアップチェックリストを完了し、viewLinc USBドライブに添付されているライセンスキーを書き留めたことを確認してください。
  2. インストールされたviewLincの現バージョンが4.3.6以降のものであることを確認します。それより前のバージョンを使用している場合は、まず4.3.6にアップグレードする必要があります。
  3. 現在のアプリケーションデータ用ディレクトリをバックアップします。
    • viewLinc 3.6xの既定のディレクトリ:...\Program files\Veriteq Instruments\viewLinc\
    • viewLinc 4.xの既定のディレクトリ:...\Public Documents\Vaisala\Vaisala Veriteq viewLinc\\debugフォルダおよびlog\watchdog*.*を含むファイルを除く)
    • viewLinc 5.xの既定のディレクトリ:...C:\Program Files\Vaisala\Vaisala viewLinc\...\debugフォルダおよびlog\watchdog*.*を含むファイルを除く)
  4. バックアップアプリケーションがオープンデータベースバックアップに対応していない場合、viewLinc WatchdogおよびviewLinc Enterprise Serverサービスを停止します。
    1. Windowsサーバーで、[ > 開始 > コントロールパネル > 管理ツール > サービス]を選択します(このパスはWindowsのバージョンと設定によって異なる場合があります)。
    2. 該当サービス(viewLinc Enterprise Server、viewLinc Watchdog)を右クリックして、[停止]を選択します。
  5. 既存のviewLinc Serverで、(\config サブフォルダーにある)viewLinc.cfg ファイルを開き、([logging] セクションで)レベルエントリをデバッグに設定します(level = debug)。
    注意 .cfg ファイルの変更は、資格のあるシステム管理者が行う必要があります。
  6. 既存のviewLinc Serverに、viewLinc USBドライブを挿入し、viewLincInstall.exe が自動的に実行されない場合はこれを実行します。
  7. インストール言語を選択します。この言語設定は、ウィザードで使用されます。また、viewLincブラウザー、レポート、および通知の既定の言語として使用されます。既定の言語は、インストールが完了した後に変更することができます。
  8. ヴァイサラおよびBerkleyDBのライセンス同意書に同意します。
  9. viewLincライセンスキーを入力します。
  10. お持ちのセキュリティ証明書とキーファイルを選択します。現在インストールされている証明書とキーファイルを保持するか、新しい証明書とキーファイルをアップロードするか、またはviewLinc署名証明書とキーファイルを自動で生成するかを選択することができます。セキュリティおよび証明書ファイルの詳細については、「セキュリティ証明書管理のヒント」を参照してください。
    ユーザーは証明書で指定されたURLとエイリアスを使用してのみviewLinc Webサーバーに接続できるため、リストが完全であることを確認してください。
  11. インストール設定を確認し、[インストール]をクリックします。
  12. [終了]をクリックします。
  13. viewLincがデータベースをアップグレードするのに20分~1時間待ちます。その間、viewLincはご利用できません。イベントログには、アップグレード時間を反映したギャップができます。
  14. viewLincデバイスホストがインストール済みであれば、インストールウィザードを実行して、各デバイスホストサーバーにviewLincデバイスホストソフトウェアをインストールします。
  15. viewLinc Enterprise Serverで、デスクトップのアイコンをダブルクリックし、サポート対象ブラウザーでviewLincを起動します。起動するのに数分かかることがあります。セキュリティ警告が表示されたら、[OK]をクリックして次に進みます。証明書の詳細については、セキュリティ要件を参照してください。
  16. admin/admin」などの管理者認証情報を入力してログインします。
  17. [サイトマネージャー]を開き、ロケーションデータが使用可能であることを確認します。
  18. [システム環境設定]の[全般]タブで、[システムログ]を[基本]に設定します。
イベントログには、アップグレード時間を反映したギャップができます。