ロケーションの作成 - viewLinc 5.2

ヴァイサラviewLincエンタープライズサーバーバージョン5.2 取扱説明書

Document code
M212933JA
Revision
B
Language
日本語
Product
viewLinc 5.2
Document type
取扱説明書

サイトの管理

viewLincでデバイスデータを監視するためのロケーションを作成します。ロケーションの作成が完了したら、ロケーションをデバイスチャネルにリンクします。ロケーションをデバイスチャネルにリンクさせるには、「デバイスの管理」権限が必要です。

マウスで[ホストとデバイス]ツリーからデバイスチャネルをゾーンにドラッグして、新しくリンクしたロケーションを自動作成します。
  1. [サイトマネージャー]で[ゾーンとロケーション]ツリーに移動して、ゾーンまたはロケーションを選択します。
  2. [管理 > ロケーションの作成]の順で選択するか、[ゾーン]フォルダーを右クリックして[ロケーションの作成]を選択します。
  3. [ロケーションの作成]ウィンドウにロケーションの名前を入力します。
    ロケーション名を使って監視するエリアを説明するようにします。デバイスが交換されたり移動したりした場合でもロケーションの説明は維持されます。
  4. ロケーションプロパティの追加:
    測定の種類
    測定対象となる値を選択します。種類が温度の場合、ブラウザーウィンドウに表示させる温度の推奨単位を選択します([システム環境設定]ウィンドウで設定されているシステム既定値、または°Cか°F)。
    小数点以下の桁数
    表示する小数点桁数を指定します。しきい値アラーム設定は、比較前にロケーションの小数点以下の桁数に四捨五入されます。 以下の例を考慮してください。
    • しきい値アラーム:22.37500 ℃
    • データロガーの指示値:22.35124 ℃

    小数点以下の桁数が1の場合、しきい値アラームとロガーサンプルの両方が22.4°Cに切り上げられるため、アラームがトリガーされる可能性があります。

    小数点以下の桁数が2の場合、しきい値アラームは22.38°Cに丸められ、ロガーのサンプル値は22.35°Cに丸められるため、アラームはトリガーされません。

    説明
    明確にするために、このロケーションの説明を入力することができます(任意)。
  5. 作成を選択します。
  6. [保存]を選択するか、または[元に戻す]を選択してキャンセルします。

viewLincでのアラーム監視およびデータのレポート作成を有効にするには、このロケーションをデバイスチャネルにリンクします。