システムの管理
ユーザーをシステムに追加する前に、ユーザーに付与する必要がある権限を決定します。ユーザーは、自分が割り当てられているグループを通じて権限を付与されます。
管理者グループのメンバーのみが管理者グループに新しいユーザーを追加することができます。 |
- [ユーザーおよびグループ]ウィンドウで、[ユーザー]タブを選択します。
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ユーザーアカウントの重複追加を防ぐために、ユーザーが既に存在していないことを確認します。
- [検索]フィールドで、ユーザー名または氏名を入力し、検索アイコン を選択します。
- []を選択すると、フィールド内がクリアされ、全ユーザーの一覧が表示されます。
- 追加を選択します。
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[プロパティ]タブで、ユーザーの詳細を追加します。
- ユーザー名 およびフルネーム
- ログインページで使用するユーザー名と社内参照用のフルネームを入力します(会社によって、ログイン認証のために省略名が使用されることがあります)。このユーザーがWindows認証を使用してログインする場合は、そのWindowsユーザー名を入力し、認証方法に[Windows]を選択します。
- メール,携帯番号
- レポートやアラーム通知を受け取ったり、アラーム受信確認を送信する際に使用するユーザーの連絡先の詳細情報を追加します。「+」記号、国番号および市外局番を含めて携帯電話番号を入力します例:+44 604 273 6850(ダッシュ、スペースまたはピリオドを含めることもできますが、必ずしも必要ではありません)。
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スケジュール機能が有効な場合、[アラーム通知の送信]フィールドからスケジュールを選択して、このユーザーにアラーム通知を送信するタイミングを定義します。
- 常に
- このユーザーは昼夜問わず、いつでも通知を受け取ります。
- スケジュールに基づく
- このユーザーがアラーム通知を受信するよう設定されているグループのメンバーである場合、このユーザーが通知を受け取る条件を定義するスケジュールを選択します。
- なし
- このユーザーは、アラーム通知を受け取るグループに割り当てられていてもアラーム通知を受け取りません。
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通知の詳細を指定します。
- viewLinc PIN
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1000~99999 の 4~5 桁の一意の番号を入力します。この番号は、ユーザーがモバイル デバイスでメールまたは SMS アラーム通知を受信確認する場合に必要です。
- 優先言語
- ユーザーがレポートを作成したり、viewLincがこのユーザーにレポートやアラーム通知を送信する際に使用する言語を選択します。言語を選択しないと、システムの既定の言語が使用されます。ユーザーはどの言語も選択できます。
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viewLincにログインする際に選択した言語はviewLincの表示のみに適用されます。 - 音声アラーム通知
- viewLincにログインして、ユーザーのデバイス(デスクトップPC)で音声アラームを有効にすることを選択します。[システム環境設定]で音声アラームを有効にする必要があります。
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音源の生成は、直近のアラームによってのみ行われます。ユーザーはメインのviewLincウィンドウで音声アラームアイコン をクリックして、音声アラームをオフにすることができます。
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REST APIプログラミングインターフェース(Web APIライセンスに含まれています)を使用する場合は、REST APIアプリケーションでviewLincにアクセスするための認証トークンを作成します。
- [作成]を選択してトークンを生成します。
- 生成されたトークンをREST APIアプリケーションにコピーします。
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生成したトークンを使用するトークンから削除するには、[取り消し]を選択します。取り消されたトークンを使用して作成されたすべての要求は拒否されます。
REST APIトークンは、トークンを作成したユーザーのみが変更できます。これは管理者ユーザーにも適用されます。管理者ユーザーは他のユーザーのREST APIトークンを作成または取り消すことはできません。
[最終使用日時]フィールドには、トークンを使用してviewLincにアクセスした最新の時刻が表示されます。 -
[認証]の方法を選択します。
- viewLinc
- 一意のviewLincパスワードを追加する場合はこのオプションを選択し、続いて[パスワード]フィールドと[新しいパスワードの再確認]フィールドにパスワードを入力します。
パスワードの複雑さの要件に注意してください。8文字以上で、少なくとも1つの大文字、1つの小文字、1つの数字、および1つの特殊文字を含む必要があります。 - Windows
- ユーザーが現在のWindowsパスワードを入力してviewLincにログインできるようにする場合はこのオプションを選択します。Windowsユーザー名が追加されていることを[ユーザー名]フィールドで確認し(前の手順を参照)、続けて[ドメイン]を指定します。
viewLincにおいて何かを変更した場合や、設定した時間が経過するたびに、ユーザーがIDを再確認(ユーザー名とパスワードを再入力)するのを必須にできます。手順については、『認証要件の設定』を参照してください。 -
このユーザーの以下の認証設定とアカウントロックステータスを設定します。
- パスワードの有効期限はありません:デフォルト設定は[システム環境設定に応じて有効期限切れにする](パスワードは[システム環境設定]で設定された制限時間に従って期限切れになります)。パスワードの期限切れをオフに切り替える場合は、[有効期限なし]を選択します。これは、たとえば、APIやOPCなどの自動システムを介した中断のないアクセスに必要になる場合があります。
- 次回ログイン時にパスワードを変更する必要があります:[はい]または[いいえ]を選択します。
- アカウントがロックされました:[ロック済み]または[ロック解除済み]を選択します。ログイン試行の失敗が多すぎるためにviewLinc認証を使用するユーザーがロックアウトされている場合、管理者はこの選択によりアカウントのロックを解除できます。
ヴァイサラOPC UAサーバー専用のユーザーを作成する場合、[次回ログイン時にパスワードを変更する必要があります]の選択を[いいえ]に、[パスワードの有効期限はありません]の選択を[有効期限なし]に設定してアクセスの中断を防止します。 -
[グループ]タブで、ユーザーをグループに割り当てます。[選択済み]カラムで、このユーザーを所属させるすべてのグループにチェックを入れます。[権限]列を見直し、このユーザーに必要な権限が与えられていることを確認します。
ヴァイサラOPC UAサーバー専用のユーザーを作成する場合、このユーザーをヴァイサラOPC UAサーバー専用のグループに追加します。 - [保存]を選択します。