アラームテンプレートの管理
しきい値設定(高/低状態の限度値)は、再利用可能なテンプレートに格納されており、1つ以上のロケーションに適用することができますこれらのしきい値設定は、特定のロケーションでアラームをトリガーさせる条件を定義します。
- [アラームテンプレート]ウィンドウで、[しきい値アラーム]タブを選択します。
- 追加 > しきい値アラームテンプレートの追加を選択します。既存のテンプレートから設定をコピーするには、テンプレートを選択してから、[追加] > 選択したしきい値アラームテンプレートをコピーを選択します。
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[しきい値アラームテンプレートの追加]ウィンドウで、新規テンプレートに一意の名前を追加し、テンプレートの詳細を設定します。
- 測定の種類
- 選択したロケーションの監視に使用する測定の種類を選択します。
- 単位
- この測定の種類を記録する際の単位を選択します。
- アラームオフマージン
- アクティブなアラーム範囲を指定します。アラーム状態がアクティブなアラーム範囲内で変動している場合、アラームはオフになりません。例を挙げると、高しきい値が10 °Cで、アラームオフマージンが1 °Cの場合は、温度が9 °Cを下回るまでアラームはオフになりません。
- アクセス許可
- このテンプレートをロケーションに適用するか、または変更することが許可されているグループを選択します。
- 説明
- (任意)しきい値テンプレート設定に関する詳細を入力します。
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1つ以上のしきい値レベルを有効にします。
- 選択
- アクティブ化したいしきい値レベルを選択します。
- レベル
- 5つのしきい値レベルが使用可能ですが、選択したレベルに対する値のみを設定します。
- しきい値
- 手動で数値を入力するか、または上下矢印で数値を指定します。
アラームテンプレート(常に5つのゼロを使用)ではなくデバイスのプロパティにより、しきい値に達するタイミングの決定に使用する小数点以下の桁数が決定されます。 - プライオリティ
- しきい値の応答プライオリティを設定します。プライオリティ値は、[アラーム]ウィンドウの状態の重大性を目で確認する際の目安になります。
- レポートカテゴリ
- この設定は、しきい値レベルによってトリガーされたアラームをレポートで「アラーム」と表示するか、または「警告」と表示するかを定義します。レポート要件に応じて、これらのカテゴリをレポートに含めるか、レポートから除外するかのレポートオプションを設定できます。
- アラーム遅延
- しきい値を超えた後で、直ちにしきい値アラームをトリガーしないようにする場合には遅延を設定します。遅延期間を過ぎても逸脱が継続する場合にアラームをトリガーするには、遅延を設定するとよいでしょう。
変化率アラームにはアラーム遅延を指定しないでください。
- [保存]を選択します。