屈折計は工場で調整が行われています。通常、主回路基板を取り外したり、保守時にプリズムを交換したりしない限り、屈折計を再調整する必要はありません。
ヴァイサラは、工場メンテナンスサービスとして、必要に応じて屈折計の機能を確認し、機器を調整するサービスを提供しています。
各屈折計には、ヴァイサラの工場で計算された独自のRI調整パラメータがあります。これをAパラメータと呼びます。Aパラメータは調整によって変化します。
屈折計を調整するには、できるだけ正確なRI校正を行います。これは、ヴァイサラInsightまたはIndigo520のいずれかを使用して実施できます。RI校正後、Insightを使用してRI調整を行うことができます。これによって屈折率の計算が調整されます。
調整の質は、RI校正とRI校正に関連する状況によって異なります。機器の調整が必要な場合、最寄りの販売代理店またはhelpdesk@vaisala.comにお問い合わせください。
通常、屈折計の温度計測を調整する必要はありません。フィールドオフセットで十分です。ただし、Insightを使用して温度調整を行うことは可能です。