PR53プロセス屈折計は、4~20mAの電流出力ループを備えた1つのスケーラブルなアナログ出力チャネルを提供します。出力範囲と工学単位は、使用する濃度曲線によって異なります。単位が0~100°Brixの出力で構成されている場合、出力チャネルのスケーリングは4mA = 0°Brix、20mA = 100°Brixになります。
出力は設定可能です。出力変数(屈折率、温度、濃度、品質係数)、スケーリング、エラー状態の表示レベルは、ヴァイサラInsightソフトウェアとUSBアダプタを使用して設定できます。濃度の工学単位は濃度曲線によって定義されます。工学単位を変更するには、濃度曲線を変更する必要があります。
PR53をIndigo520に接続すると、4つのアナログ出力チャネルが利用可能になります。Indigo520の信号のタイプ(0~1/5/10V、0/4~20mA)はユーザー設定可能です。統合アナログ出力チャネルとIndigo520アナログ出力は互いに独立しており、同時に使用することもできます。
PR53プロセス屈折計には、2つの設定可能なエラー状態レベルがあります。
- 既定:3.4mA
- 二次エラー状態:有効、3.2mA
Indigo520を使用したアナログ出力の設定については、『Indigo500 User Guide (M212287EN)』を参照してください。
Insightを使用したアナログ出力の設定については、「アナログ出力の設定」を参照してください。