空白イメージは、プリズム上にサンプルがないときに撮影された基準イメージです。これを使用して、イメージの検出や診断のために光学イメージを正規化します。
選択された検出アルゴリズムがIDSアルゴリズムの場合、空白イメージが使用されます。このアルゴリズムでは、正規化された光学イメージの分析に基づいて境界線の検出が行われます。正規化されたイメージでは、サンプルとプリズムの侵食によって生じた変化をより簡単に検出できます。「光学イメージの分析」の「サンプルなし」のイメージを参照してください。これは、プリズム上にサンプルがないときの望ましい光学イメージを示しています。
空白イメージには以下の3つの状態があります。
- OK:空白イメージを使用できます。
- Checksum error:有効なイメージがありません。[Restore factory image]を押して新しい空白イメージを作成するか、工場出荷時イメージを復元してください。
- Not applicable:VDアルゴリズムが検出アルゴリズムとして使用される場合にのみ表示されます。