各屈折計には、ヴァイサラの工場で計算された独自のRI調整曲線があります。Aパラメータがあります。
| RIの調整は、訓練を受けた担当者がサービス手順に従って実行する必要があります。屈折率の計算方法を調整すると、濃度の計測方法が変わります。調整を誤ると、屈折計が誤った濃度計測を開始する可能性があります。 |
RI計算の調整を実施するには、公称RIがすべて異なる5つ以上の校正点で校正する必要があります。これは、[RI calibration]メニューで実施することができます。ヴァイサラでは、最近の校正に基づいてRI調整を実施することをお勧めしています。
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[RI calibration]メニューでRI校正を行います。または、[Retrieve stored calibration]を選択して、以前に保存した校正から校正データを取得します。
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取得した校正の日付から、RI校正データが利用可能で最新のものであることを確認します。
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[Start adjustment]を選択します。
屈折計により、新しいRI計算パラメータが計算されます。新しいパラメータと最大差が画面の上半分に表示されます。
最大差は、新しいRI計算パラメータを使用したときに利用可能な校正点から計算された最大の屈折率差の値です。
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新しいRI計算パラメータと最大差の結果に問題がなければ、[Yes]を選択します。
新しい計算パラメータがすぐに適用されます。新しいパラメータが適用された後、屈折計が再起動します。