テストモードでは、アナログ出力の電流出力レベルをマルチメーターでテストし、必要に応じて出力レベル(2点調整)を調整できます。
| アナログ出力を通常の操作モードに戻すには、テスト後に必ず[Test mode]をオフにしてください。アナログ出力がテストモードの場合、アナログ出力には計測データが出力されません。 |
アナログ出力の電流出力レベルをテストして調整するには、以下の手順に従います。
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マルチメーターをアナログ出力配線に接続します(電流出力を計測するために、直列に接続します)。
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[]に移動します。
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[Test mode]を有効にします(ON位置にします)。
| [Disabled]を選択すると、選択した出力がオフになります。 |
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[Test output level]フィールドにmA単位の出力下限値(5など)を入力します。アナログ出力がこのレベルで電流出力を開始します。
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マルチメーターの指示値を確認し、[Measured value, low point]フィールドに計測値(4.95など)を入力します。
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[Test output level]フィールドにmA単位の上限値(19など)を入力して、マルチメーターの指示値を確認し、テスト出力値と異なる場合は[Measured value, high point]フィールドにマルチメーターの指示値を入力します。
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[Activate adjustment]を選択して、出力レベルの修正値を保存します。
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出力の電流レベルが正確になっているか確認するには、[Test output level]フィールドに新しい値(12など)を入力して、マルチメーターの指示値が入力したテスト出力値と一致しているか確認します。
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後で使用するためにゲインとオフセットの値を記録しておきます。そのゲインとオフセットを直接入力することで、後で同じ調整を実現できます。
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[Test mode]を無効にし(OFF位置にし)、[Close]を選択して校正モードを終了します。
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元のアナログ出力配線を交換します。