アナログ出力1の出力レベルの調整 - PR53 - PR53AC - PR53AP - PR53GC - PR53GP - PR53M - PR53SD - PR53W

PR53シリーズ 取扱説明書

Document code
M212898JA
Revision
F
ft:locale
ja-JP
Product
PR53
PR53AC
PR53AP
PR53GC
PR53GP
PR53M
PR53SD
PR53W
Document type
取扱説明書

テストモードでは、アナログ出力の電流出力レベルをマルチメーターでテストし、必要に応じて出力レベル(2点調整)を調整できます。

アナログ出力を通常の操作モードに戻すには、テスト後に必ず[Test mode]をオフにしてください。アナログ出力がテストモードの場合、アナログ出力には計測データが出力されません。

アナログ出力の電流出力レベルをテストして調整するには、以下の手順に従います。

  1. マルチメーターをアナログ出力配線に接続します(電流出力を計測するために、直列に接続します)。
  2. [ > Calibrate > Yes]に移動します。
  3. [Test mode]を有効にします(ON位置にします)。
    [Disabled]を選択すると、選択した出力がオフになります。
  4. [Test output level]フィールドにmA単位の出力下限値(5など)を入力します。アナログ出力がこのレベルで電流出力を開始します。
  5. マルチメーターの指示値を確認し、[Measured value, low point]フィールドに計測値(4.95など)を入力します。
  6. [Test output level]フィールドにmA単位の上限値(19など)を入力して、マルチメーターの指示値を確認し、テスト出力値と異なる場合は[Measured value, high point]フィールドにマルチメーターの指示値を入力します。
  7. [Activate adjustment]を選択して、出力レベルの修正値を保存します。
  8. 出力の電流レベルが正確になっているか確認するには、[Test output level]フィールドに新しい値(12など)を入力して、マルチメーターの指示値が入力したテスト出力値と一致しているか確認します。
  9. 後で使用するためにゲインとオフセットの値を記録しておきます。そのゲインとオフセットを直接入力することで、後で同じ調整を実現できます。
  10. [Test mode]を無効にし(OFF位置にし)、[Close]を選択して校正モードを終了します。
  11. 元のアナログ出力配線を交換します。