RI校正により、屈折計の計測が正確であることが保証されます。
屈折計には、工場出荷時に計測基準を満たしていることを保証する校正証明書が付属しています。RI校正は、機器の光学系を保守し、RI調整を実施する必要がある場合に必要です。
校正は、定義された計測領域内で機器に計測誤差があるかどうかを確認するために行われ、誤差を修正するために調整が行われます。
RI調整はInsightでのみ行えます。 |
RI校正を実施するには、以下が必要です。
- Indigo520変換器またはヴァイサラInsightソフトウェア
- サンプルホルダー
- 洗浄溶液
- ティッシュ
- 公称基準RI液(以下を参照)
- 保護服
- 適切に換気された環境
公称基準RI液
2つのプリズムタイプがあり、それぞれに独自の公称基準RI液体セットがあります。屈折計の側面にある設定コードから、屈折計にどのプリズムが搭載されているかを確認できます。
- H72
- H73
注意 各液体には独自の安全指示事項があります。RI校正を開始する前に、指示事項をよくお読みください。 |