洗浄サイクル - PR53 - PWS100 - SWS100 - WWS100

WWS100、SWS100、PWS100 取扱説明書

Document code
M212808JA
Revision
C
Language
日本語
Product
PR53
PWS100
SWS100
WWS100
Document type
取扱説明書

自動プリズム洗浄サイクルは、排出洗浄復旧の3つの段階から構成されています。オプションの排出機能は、洗浄前に凝縮液を吹き飛ばす必要がある場合に使用します。排出の後、排出リレーと洗浄リレーの両方が同時にアクティブにならないように、1秒間の休止があります。洗浄間隔が経過すると、洗浄サイクルが開始されます。

洗浄は[診断]メニューから手動で開始することもできます。「プリズム洗浄の手動でのテストとアクティブ化」を参照してください。

これらの洗浄開始方法の優先順位は、次のとおりです。

  1. 手動による洗浄
  2. 遠隔洗浄リクエスト
  3. 洗浄間隔タイマー
図 1. 自動プリズム洗浄サイクル
安全上の理由から、2つの屈折計を同時に洗浄しないでください。ポート2の屈折計の洗浄中にポート1の屈折計の手動洗浄ボタンを押した場合、屈折計2の洗浄が終了してから屈折計1の洗浄サイクルが開始されます。屈折計1の洗浄中に屈折計2の間隔時間が経過した場合、屈折計1の洗浄が終了するまで屈折計2の洗浄は開始されません。

洗浄リレーは、洗浄パラメータで指定された洗浄時間の間、アクティブになります。洗浄時間が指定された時間を超えることはありません。詳細については、「洗浄パラメータの設定」を参照してください。

洗浄段階の完了後は、復旧時間があります。洗浄サイクル(排出、洗浄、復旧)の間、特に指定がない限り、計測結果は保持されます。「出力停止の設定」を参照してください。

自動洗浄の防止

以下の場合には、自動洗浄コントロールによって排出リレーおよび洗浄リレーが作動することはありません。

  • [空配管チェック]が選択されており、[液体が検出されませんでした]という診断メッセージが表示された場合。これは、プロセスラインが空で、プリズムがきれいであることを示しています。診断メッセージは、[リレー1/2洗浄停止(配管が空)]となります。
  • プロセス温度制限がアクティブで、温度が限界値を下回った場合。プロセスが実行されていないことを示しています。診断メッセージは、[リレー1/2洗浄停止(低温)]となります。