LED | ステータス |
---|---|
オレンジ色 | 電源オン |
緑色(点灯) | 起動中 |
緑色(点滅) | 稼働中 |
赤色 | システムがエラー状態で使用不可 |
問題 | 推定原因 | 処置 |
---|---|---|
設置と設定 | ||
携帯電話にデータが表示されない。 | デバイスのペアリングに失敗している、またはシステムに電力が供給されていない。 |
車用の充電アダプターと携帯電話充電器が接続されていること、およびモバイルセンサと携帯電話に電力が供給されていることを確認します。 Bluetooth モジュールの LED が赤色のままの場合は、ペアリングをやり直します。 |
設置が検証され、モバイルセンサが路面タイプの校正をしているが、モバイルセンサの指示値が不正確なままである。 | 路面タイプの校正時に、路面が完全に乾いていなかった。 | 路面タイプの校正を再度行います。ヴァイサラ MD30 モバイル路面センサセットアップガイドを参照してください。 |
センサの使用場所の路面タイプが校正を行った場所の路面タイプと大きく異なる。 | ||
プレートの校正時に、プレートが汚れており、乾いた状態ではなかった。 | プレートの調整を実施します。ヴァイサラ MD30 モバイル路面センサセットアップガイドを参照してください。 | |
プレートの校正時に、プレートが正しく配置されていなかった。 | ||
校正が中断または失敗する。 | アクティブエラーが発生している。 | RoadAI で [Unit status] と [Error status] の情報を確認し、未解決のエラーに対処します。 |
乾いた路面が利用できない。 | − | 乾いた路面で路面タイプの校正を行えるまで、値を手動で設定するか、工場出荷時の設定を使用します。 |
動作 | ||
システムがエラー状態(モバイルセンサの LED が赤色)である。 | 考えられる原因は複数ある。 |
モバイルセンサを再起動します。 エラーが解消されない場合は、トラブルシューティングの詳細情報について以下の表を参照してください。 |
携帯電話にデータが表示されない。 | システムに電力が供給されていない。 | 車用の充電アダプターと携帯電話充電器が接続されていること、およびモバイルセンサと携帯電話に電力が供給されていることを確認します。 |
携帯電話でネットワークにデータがアップロードされない。 | 携帯電話のバッテリ残量が 85% 未満。 | 携帯電話を充電器に接続します。 |
ネットワーク接続がない。 | 場所を変更します。 | |
携帯電話の SD カードが空。 | データがサーバーにアップロードされている。 | − |
エラーに関する情報については、エラーメッセージを確認し、関連する手順に従ってください。
ビット 1 | メッセージ | 推定原因 | 処置 |
---|---|---|---|
0 |
路面温度センサエラー |
ケーブルに緩み、損傷、または接続不良がある。 |
ケーブルおよびコネクタを点検します。 問題が解決しない場合、モバイルセンサを交換します。 |
1 |
大気温度エラー |
||
2 |
相対湿度エラー |
||
3 |
将来使用のため |
- | - |
4 |
レーザー状態エラー |
- | モバイルセンサを再起動します。 |
5 |
レーザー加熱エラー |
||
6 |
過度の周辺光を検出 |
太陽光が路面からモバイルセンサに反射している。 | 車両を移動するか、モバイルセンサを配置しなおします。 |
7 |
受信器エラー |
− | モバイルセンサを再起動します。 |
8 |
信号レベルが範囲外、ゲイン調整の限度に到達 |
− | モバイルセンサの設置高さと角度を確認します。 |
9 |
受信した信号に過度のノイズ |
− | モバイルセンサが車両にしっかり取り付けられていることを確認します。 |
10 |
光学計測データのタイムアウト |
− | モバイルセンサを再起動します。 |
11 |
入力電圧が低い |
動作電圧が適切でない。 | 動作電圧を確認します。 |
12 |
入力電圧が高い |
||
13 |
フラッシュ不具合ステータス |
- | モバイルセンサを再起動します。 |
14 |
内部温度が高すぎる |
モバイルセンサが過熱状態である。 | モバイルセンサを電源ケーブルから切り離します。 |
15 |
基準ステータス:
|
− | 基準プレートを使用して設置検証を行い、モバイルセンサを路面タイプに適合させます。 |
16 |
工場校正ステータス:
|
− | モバイルセンサをヴァイサラに返送します。 |
17-31 |
将来使用のため |
− | − |
ビット 2 | メッセージ | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
0 |
計測の準備が未完了 |
0 = 準備完了 1 = 準備未完了 |
ビット 0 はユニットの起動時にのみ設定されます。ユニットが初めて完全稼働状態に達したときに、フラグが解消されます。計測データが無効である可能性があります。 この状態が解消されない場合は、エラービットを確認します。 |
1 | 基準設定が進行中 |
0 = 進行中でない 1 = 進行中 |
基準設定が開始されない場合は、ステータス情報ビット 10~13 およびエラービットを確認します。 |
2 | レーザー温度の変更が進行中 |
0 = 進行中でない 1 = 進行中 |
ユニットは稼働していますが、計測データが無効である可能性があります。 レーザー温度の変更が完了するまで待ちます。 この状態が解消されない場合は、エラービットを確認します。 |
3 | 将来使用のため | - | - |
4 | レンズヒーター |
0 = OK 1 = 作動していない |
ヒーターが作動していない場合は、レンズの汚れを確認します。 |
5 | 入力電圧の低下を検出 |
0 = 電圧が適切 1 = 電圧が低い |
ユニットは稼働していますが、入力電圧を確認します。 |
6 | 入力電圧の上昇を検出 |
0 = 電圧が適切 1 = 電圧が高い |
|
7 | 内部温度の上昇を検出 |
0 = 温度が適切 1 = 温度が高い |
ユニットが過熱状態の場合に、最初に表示される通知です。 |
8 | 温度の単位 |
0 = °C 1 = °F |
− |
9 | 膜厚の単位 |
0 = mm 1 = インチ |
− |
10 | 基準設定がレーザー温度の変更によって中断 |
0 = いいえ 1 = はい |
レーザー温度の変更が完了してから、基準設定を再度行います。 |
11 |
基準設定がハードウェアエラーによって中断。パラメーター 0x56 を確認 |
0 = いいえ 1 = はい |
エラービットと、エラー原因を示すパラメーター 0x56 を確認します。 |
12 | 信号品質が低いため、基準設定の値が未更新 |
0 = いいえ 1 = はい |
路面タイプの変動が多すぎます。より代表的な路面タイプを見つけてください。 |
13 | 基準設定がクライアントによって中断 |
0 = いいえ 1 = はい |
− |
14 | 信号レベルが低く、膜厚の結果が不確か |
0 = いいえ 1 = はい |
ユニットは稼働していますが、計測データが無効である可能性があります。 設置検証を行い、窓をクリーニングします。 |
15 - 31 | 将来使用のため | - | − |