ヴァイサラ CMS CAB100 産業用キャビネットは、湿度、温度、差圧などのパラメーターを測定するデバイスを組み込むために設計された計測機器用キャビネットです。
CAB100 には、CAB100A(小型)と CAB100B(大型)の 2 つのモデルがあります。これらのキャビネットは、アプリケーションの要件に応じて、微差圧送信機、リモート送信機接続用のアナログ入力チャネル、本質安全装置に使用される危険エリア用の安全バリアまたはガルバニック絶縁などのオプションを組み合わせて構成できます。
CAB100 モデル | キャビネットあたりの最大デバイス数または最大測定ポイント数 | 通信インタフェース |
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CAB100A | ||
PDT101 モデル | 4 個の PDT101 送信機 | シリアルポートサーバーまたはヴァイサラ vNet PoE データロガーインターフェース1 |
アナログ入力チャネルモデル | 4 個のアナログ入力チャネル | シリアルポートサーバー |
安全バリアモデル | 4 個の安全バリア | |
ガルバニック絶縁モデル |
4 個のガルバニック絶縁 | |
CAB100B 2 | ||
PDT101 モデル | 16 個の PDT101 送信機 | シリアルポートサーバー |
アナログ入力チャネルモデル | 32 個のアナログ入力チャネル | |
安全バリアモデル | 16 個の安全バリア | |
ガルバニック絶縁モデル | 12 個のガルバニック絶縁 |
項目 | 説明/値 |
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AC電源 |
100〜240 VAC、50〜60 Hz 最大 0.5A(120 VAC) |
キャビネット内の電源モジュール | 24 V DC / 2.5 A / ヒューズ付き 2A |
Power over Ethernet3 |
12~30 V DC IEEE 802.3af、10Base-T |
電源ヒューズ(公称) | 4 A |
DL4000 データロガーは既定の工場設定で提供されます。これは、工場でインストールされたデータロガーとスペアパーツとして提供されたものの両方に適用されます。データロガーでの測定単位の構成とスケーリングの手順については、Vaisala viewLinc Enterprise Server User Guide(viewLinc バージョン)を参照してください。次の URL で入手できます。www.vaisala.com/viewlinc。 |
CAB100 製品の詳細な仕様、設置手順、配線図、および配置図については、www.vaisala.com/cab100 を参照してください。 |
1 CAB100A PDT101 モデルのみの vNet PoE インターフェース。
2 混成 CAB100B モデルも利用できますが、一定の制限があります。詳細については、当社営業窓口までお問い合わせください。
3 CAB100A PDT101 モデルのみ。