AC 電源を接続する際には、電源遮断用の外部デバイス(脱着式電源ケーブルや主電源スイッチなど)が必要です。
次の点に注意してください。
- 電源遮断デバイスは、定格が 250 VAC において 16A または 20A でなければならず、現地で適用される他の規制に準拠する必要があります。
- 電源遮断デバイスは、設置およびメンテナンス中に誤ってスイッチを入れるのを防ぐため、キャビネットから見えるか、キーでロックできる必要があります。
- キャビネットの設置後に、キャビネットが電源遮断デバイスへのアクセスを妨げてはなりません。電源遮断デバイスは、常に操作しやすい状態でなければなりません。
AC 電源ケーブルは同梱されていません。最小断面積が 3×0.75mm2(18 AWG)の AC 電源ケーブルを使用してください。
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回路ブレーカーと電源モジュールを保護している透明なカバープレートのネジを緩め、カバープレートを取り外します。
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AC 電源ケーブルを筐体に通します。
関連する安全規制に従って、ケーブルをフランジから筐体に引き込みます。筐体内の安全バリアまたはガルバニック絶縁周辺の安全な箇所に注目してください。
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ケーブルの被覆を約 100mm 剥き、電圧線および中性線を約 50mm の長さに切断します。より線を使用している場合は、ケーブルフェルール端子を端に取り付けます。
| 注意 接地線が電圧線や中性線よりも長いことを確認してください。機械的応力がかかっている場合、接地線は保護接地端子から最後に外してください。 |
図中の番号 |
配線 |
配線の色(国際) |
配線の色(北米) |
最小~最大芯線断面積 |
1 |
電圧線 L |
茶色 |
黒色 |
単線:0.75~2.5 mm2(18~12 AWG)
より線:0.75~2.5 mm2(18~14 AWG)
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2 |
中性線 N |
青色 |
白色 |
3 |
接地 PE/GND |
黄色/緑色 |
緑色 |
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下の図に示すように、AC 電源ケーブルの電圧線、中性線、および接地線を接続します。
- 1
- 接地線(緑色または黄緑色)を接地端子ブロックに接続します。
- 2
- 電圧(L)線および中性(N)線を回路ブレーカーに接続します。電圧線は左側のネジ端子に、中性線は右側のネジ端子に接続してください。
- 3
- AC 電源ケーブルを、回路ブレーカーの下にあるストレインリリーフ固定具に取り付けます。
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透明なカバープレートを取り付けます。
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回路ブレーカーをオンにします。
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主電源を入れます。