DIP スイッチの出力の選択(HMD62) - HMD60 - HMD62 - TMD62

HMD62 TMD62 クイックガイド

Document code
M212049JA
Revision
D
ft:locale
ja-JP
Product
HMD60
HMD62
TMD62
Content type
製品概要 > 機能
製品概要 > 特長
Document type
取扱説明書
図 1. HMD62 の DIP スイッチの例:Tdf 出力を選択中
RH
相対湿度
Td
露点
Tdf
露点/霜点温度
A
絶対湿度
X
混合比
Tw
湿球温度
H
エンタルピー

HMD62 の RH チャネルに出力される湿度パラメータを、基板の DIP スイッチで変更できます。変換器で出力するパラメータを選択するには、そのパラメータの DIP スイッチを右(ON)にスライドさせます。図 1の例において、変換器で選択されている出力パラメータは露点/霜点温度(Tdf)です。その他の DIP スイッチはOFFの位置(左)のままにします。

選択したパラメータには、表 1に示す既定のスケーリングが使用されます。
表 1. HMD62 のパラメータの既定のスケーリング
項目 4~20mA の出力範囲における既定のスケーリング
RH 0~100%RH
Td −40 ... +80°C
Tdf −40 ... +80°C
A 0~300g/m3
X 0~600g/kg
Tw −40 ... +80°C
H -40~1,600kJ/kg
パラメータの既定のスケーリングを変更する必要がある場合は、Vaisala Insight PC ソフトウェアで出力を設定します。『HMD60 User Guide』の手順を参照してください。
注意 Insight で選択されたパラメータの代わりに、変換器の基板の DIP スイッチで選択された湿度出力パラメータが使用されることに注意してください。Insight を使用して出力を設定する場合、変換器の基板ですべての湿度パラメータ選択 DIP スイッチをOFFの位置(左)に設定し、Insight の設定と競合しないようにしてください。
HMD62 のみ:Insight を使用して両方のアナログ出力チャネルを出力 T 計測値に設定した場合、湿度パラメータ DIP スイッチは出力に影響を与えません。