ヴァイサラHUMICAP® MMP8 オイル内水分プローブは迅速で信頼性の高いオイル内水分計測を可能にします。このプローブでは、実績のあるヴァイサラHUMICAP®センサを使用しています。このセンサは、絶縁油、作動油、または潤滑油等の厳しい条件でのオイル内水分計測用に開発されたものです。
MMP8では、オイル内の水分活性(aw)、油中水分飽和度(%RS)、および温度(T)をセンサによって計測します。水分活性値または油中水分飽和度の値によって、フリーウォーターが発生するリスクの有無を示されます。水分活性値や相対飽和度のデータは、潤滑油のように水の侵入の検知とフリーウォーター形成の防止が極めて重要な用途に関連性の高いデータです。水分活性値計測は、オイルの種類や使用期間を問いません。
- 温度計測範囲:-40~+180°C
オプションのボールバルブキットの利用によりMMP8は、プロセス稼働中のプローブの脱着が可能になります。MMP8は2種類の長さが用意されており、プローブの挿入長は調整可能です。圧力フィッティングはISO 1/2"とNPT 1/2"から選択できます。MMP8には、プローブをプロセス圧力に向かって押し込める手動プレスハンドルが付属しています。
ボールバルブでプローブを使用する方法の詳細については、Ball Valve Kit (BALLVALVE-1) Installation Guide (M212837EN)を参照してください。