HPP270プローブのIndigo80 ハンディタイプ指示計への接続 - HPP271 - HPP272

HPP271およびHPP272 クイックガイド

Document code
M211887JA
Revision
E
Language
日本語
Product
HPP271
HPP272
Document type
取扱説明書
  • プローブ接続ケーブル

Indigo80の底面にあるポートには、ヴァイサラIndigo互換プローブまたは変換器を2つまで接続できます。指示計の電源がオンとオフのいずれの場合も、デバイスの接続と取り外しは可能です。

デバイスを指示計に接続する際は、ヴァイサラが提供するプローブ接続ケーブルのみを使用してください。

注意 Indigo80指示計を使用してプローブに電力を供給する場合、プローブの環境にH2O2が存在するときは、プローブの電源を常にオンにする必要があることに注意してください。電源をオンにすると、PEROXCAPセンサが加熱されることでH2O2が結露する条件での使用が可能になり、計測性能を維持できるとともにプローブの寿命を延ばすことができます。プローブの電源をオフにした場合、H2O2の結露にさらされることで、PEROXCAPセンサが1日以内に損傷する恐れがあり、損傷した場合センサが回復することはありません。
図 1. Indigo80へのHPP270プローブの接続
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Indigo80の底部にあるM12-5Fポート(互換性のあるヴァイサラデバイスの接続用)。ポートはとラベル付けされます。
2
M12-5Mケーブルコネクタ
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M12-5Fケーブルコネクタ
4
HPP271プローブ(Indigo80でと表示)
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HPP272プローブ(Indigo80でと表示)
  1. 指示計の電源がオンであるときにプローブが接続されていない場合、[プローブを接続してください]というテキストがディスプレイに表示されます。
  2. 指示計の底部にあるポートの1つにプローブ接続ケーブルを挿入します。
    • 差し込む際は、ケーブルコネクタの向きに注意してください。
    • ロックリングを時計回りに回しながらコネクタを所定の位置に保持します。コネクタ本体を捻らないようにしてください。
  3. プローブ接続ケーブルのM12-5F側にプローブを接続します。

    接続したプローブが指示計で認識されると、ディスプレイに通知([GMP252 connected]など)が表示されます。指示計のディスプレイ上では、指示計の左端のポートに接続されたプローブは、右端のポートのプローブはとラベル付けされます。

  4. プローブを交換するには、プローブからケーブルを取り外し、そのまま新しいプローブを接続します。