- HMP155をコンピュータに接続します。
- ターミナルプログラムを開きます。
- ケミカルパージを実施します(利用可能な場合)。
- [ADJ]ボタンを押します。緑のLEDが点灯します。
- プローブからフィルタを取り外し、低湿側の基準チャンバー(たとえば、LiCl:11%RH)にプローブを挿入します。
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FCRHコマンドを入力し、ENTERを押します。
fcrhコマンドを入力すると、RHの計測値は指標値になります。これにより計測値の安定性を確認できます。計測値は、古い相対湿度センサのパラメータに基づいています。一部の極端なケースでは、RHの計測値がマイナスまたは極端に高くなることがあります。調整後、実際のRHの計測値は正確になります。 - センサが安定するまで少なくとも30分待ちます。
- 指示値が安定しているか確認するため、数回ENTERを押します。
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指示値が安定したら、「?」の後に基準湿度を入力してENTERを押します。
>fcrh RH : 25.19 Ref1 ? 11.3 Press any key when ready ... RH : 70.02 Ref2 ? 75.5 OK >
デバイスは高湿側の基準待ちとなります。
- 高湿側の基準チャンバー(たとえば、HMK15 湿度校正器のNaCl:75%RHチャンバー)にプローブを挿入し、任意のキーを押します。
- プローブを約30分間安定させます。安定状態はENTERを押すことにより確認できます。
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指示値が安定したら、「?」の後に高湿側の基準値を入力してENTERを押します。
RH : 75.45 Ref2 ? RH : 75.57 Ref2 ? RH : 75.55 Ref2 ? RH : 75.59 Ref2 ? 75.5 OK
[OK]は調整が成功したことを示し、新しい校正係数が計算されて保存されます。
- 校正情報(日付とテキスト)をプローブのメモリに入力します。