ヒーターオプション - HMP155

HMP155 ユーザーガイド

Document code
M210912JA
Revision
G.1
Language
日本語
Product
HMP155
Document type
取扱説明書

HMP155 には 3 つのヒーターオプションがあります。次の表に、オプション、その利点、および一般的な用途を示します。

表 1. ヒーターオプション
機能 加温プローブ ケミカルパージ 追加加温(Xheat)
種類 連続プローブ加温 湿度センサの定期的な加温 湿度センサのトリガーされた加温
説明 プローブを加温することにより、湿度センサの相対湿度をあらゆる環境下において 80%RH 未満に保ちます。 湿度センサを定期的にクリーニングします。たとえば、0.5〜10 日ごと(ユーザー設定可能)に 180°C で 8 分間加温します。 センサの湿度が 95%RH を超える場合(ユーザー設定可能)、湿度センサチップを 100°C で 30 秒間加温します。
利点 プローブの結露防止による、湿度の高い気候での正確な計測。 センサポリマーから化学物質の蒸気を除去することによるドリフト低減。 湿度センサの水蒸気や液滴の急速乾燥。
使用場所 熱帯、沿岸、および海洋地域など、湿度の高い気候での設置 道路や化学工場などの化学物質による汚染にさらされる設置場所 湿度センサが濡れすぎるリスクがある産業用途(たとえば、ラジエーションシールドなしの設置)。
注記 相対湿度計測には追加温度プローブが必要です。 加温および冷却中はデータが固定されます。

凍結温度では使用できません。

相対湿度の校正と調整の前に使用します。

加温および冷却中はデータが固定されます。
加温プローブ、ケミカルパージ、および追加加温は、コンポジットセンサ(HUMICAPR2C、HUMICAP180RC、および INTERCAPC)を備えたプローブで使用できるオプション機能です。