校正器を持ち運ぶ際は、次の点にご注意ください。
- 温度計に保護スリーブを付け、温度計ホルダーに入れてください。
- 校正用ボトルフタを密閉用フタに交換してください。校正用ボトルフタを空の校正用ボトルホルダーに押し込んで持ち運びます。
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ボトルができるだけ縦向きになるように校正器を配置してください。そうすることで、密閉用フタの内側に塩溶液がほとんどかからず、清掃が簡単になります。
移動中の温度が校正現場の温度に近いほど、温度の安定化に必要な時間が短くなります。移動中の温度が+18°C未満の場合、LiCl校正用ボトルは、その溶液を冷やさないように別途輸送してください。
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校正器を校正現場まで移動したら、校正用ボトルの密閉用フタを外し、校正用ボトルフタを閉めます。
穴をゴムプラグで塞ぎます。
ゴムプラグの径は3段階に分かれており、最初の段は12mm、2番目の段は13.5mm、3番目の段は18.5mmの直径の穴に合うようになっています。校正していないときは必ず穴を塞いでおいてください。 - 密閉用フタを湿らせた布で拭き、空の校正用ボトルホルダーに押し込みます。
- 温度計をホルダーから外し、スリーブを反対方向に回して校正を実施します。